スナギツネ新人営業マンが好き勝手書くブログ

目つきの悪い理系×体育会出身の新人営業マンが「本気で」ブログを書きます。

【就活・仕事・思考法・雑談】「具体化と抽象化」で論理武装委員会~!

 

前回記事

これまでで一番の渾身の記事なので開いてください・・・

 

aetesyuukastu.hatenadiary.jp

 

〇はじめに

はーいどうも。スナギツネ新人営業マンです!

 

私事ですが、少し名前とタイトルのつけ方を変えました。

 

と言うのも、これから、(あくまで趣味として)自分の頭の中のものを、こういう文章として外に出し続けていくということを考えたときに、「就活」に止まらず「物事の考え方」や「その日に得られた気づき」なども残していけたらいいなと思ったので、早い目に変えてしまおうと思ってこういうタイトル変更とブログ名の変更しました。

 

もちろん基本的には就活に絡めた内容がメインになってきますが、その日に書きたいことを我慢するというのもなかなかもったいないことじゃないかなと思うので「マジ思考」として「思考法」だったり「自分なりの考え」も発信していく。そういう使いかたができればなというふうに思います。

 

そもそも、このはてなブログをずっと使い続けていくかということに関してもまだ決まってないので、もしサイトを変えても皆さん読み続けていただけるとありがたいな~というふうに思います。

 

なんせ初めてのブログ運営なので分からないことだらけです。

 

はじめはもう紆余曲折しまくると思いますし、逆にそれにこそ価値があると思っているので、こいつ苦労してんな~と横目に見ながら記事を読んで頂けると助かります。

 

 

 

〇本題

 

で、今回は

「具体と抽象」を使いこなして普段考えていることをもっと解像度高く考えていきましょうよ

という話です。

 

なんとなく勘づいていらっしゃる方もいるかと思いますが、すこし前に出た名著「メモの魔力」にかなり影響を受けた内容になっています。

 

読んだのはもう3年ほど前になると思います。。。

 

 

 

正直、この本に出会ってなかったら、就活の結果もかなり関わっていたんじゃないかと思うくらい僕の人生にとって大きな出会いでした。。。

 

 

 

 

というのも、こういうビジネス本だったり自己啓発本を読んだことがない大学四回生の僕は、

「なんか怪しい本」とか「しょうもない本」「意識高い系が読む本」やろ!

と思って、かなり斜に構えて見ていた思い出があります。

 

 

 

 

そんな中で、「これから社会人を目指して就活して行くんだから一回ぐらいちゃんと読んでみよう」と思って、初めて手に取った本がメモの魔力でした。

 

内容に関してはあえて言うまいという感じですが、その記述の中で

具体と抽象を使いこなす

と云う内容に関しては、かなり強烈に頭に残っています。

 

受け売りと取られても仕方ないですけど、今でも大切にしている考え方です。

 

この「具体と抽象」をしっかりと使いこなすことによって、この記事のメインの例としては就活を挙げますが、仕事の中でも物事を理解したり、相手に向けて発信したりするときにかなり使える内容になってますので、「あんまり考えていなかった」方は、あえて意識的にやっていく癖をつけると良いのではと考えています。

 

 

もう本の内容は本を読んでいただいたほう早いので、この記事では

自分としてはどう考えて、理解しているのか

この考え方がどういう風に今まで生きてきたか

という部分にフォーカスをして、自分の言葉で書いていこうと思います。

 

 

後で似たような例が出てきますが、「自分と異なる意見を持っている人とどういう風に議論をしますか」とか「苦手な人がいるときはどういう風に対応しますか」とか、そういう質問をよく就活で聞かれると思うんですが、この具体化と抽象化、そして構造化。

 

これをその聞かれた例にあうような内容で説明するとかなりウケがよかったのを覚えています。

 

 

 

 

正直内容も読み返してなくて、具体的に何を書いてたかっていうのはほとんど覚えていないので、モロ被りしている部分があるかもしれませんが、それはご愛嬌ということで見逃してやってください。

 

 

〇抽象化とはなんぞや

 

まずこの話題について語る前に一旦ウィキペディアで言葉の意味を確認しておきましょう大学生のクソレポート張りにウィキペディアを使いますがその辺はご愛嬌ということでよろしくお願いします。

 

抽象化(ちゅうしょうか、AbstractionAbstraktion)とは、思考における手法のひとつで、対象から注目すべき要素を重点的に抜き出して他は捨て去る方法である[1]

抽象化 - Wikipedia

 

ほうほうなるほど。

 

なんか物々しい考え方をしてますが、「つまり」とか「要する」みたいに、皆さんが使っているように、

具体的な例を、もう少しアバウトな枠組みに移すこと

を抽象化と呼ぶことにしましょう!

 

めちゃくちゃ小学生みたいな例を出しますが

カブトムシだったりワンちゃんだったりトカゲだったり・・・

という話をしていたら、「それってつまり動物の話やんな」となるわけですよね。

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動物という概念の下に虫や犬や人間がいる



例えばモテない男の例で行きますが、女の子から

「今の仕事が辛くて」とか「上司があわなくて」とか

そういう、とりとめのない話を聞いている時に

「それって今の環境を何かしら変えたいってことですよね?違いますか?」

(目パチパチ)

と水を差してしまうのも抽象化ですよね。

 

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たわいのない話の上には無意識な主張が隠れている



 

一つ目の例と二つ目の例は若干違うように見えますが、やっていることは一緒です。

 

 

 

結局その女の子は何かしら自分の中で思っていることがあって、それの具体例としてたわいもない話をしているのであって、

構造としては動物という概念がカブトムシやワンちゃんの上にあるように、「今の職場があってないなあ」と言う主張が「今の仕事が辛い」とか「上司が合わない」というエピソード・根拠付けの上に乗っかっている。

とそういう分解ができると思います。

 

モテない男の話し方の例は一旦置いておいて、皆さんも仕事中に、もしくは友達と話しているときに、話してもらった内容について「つまりこういうことですか?」と聞き返すことがあると思います。

 

詳しくは次のブログで書きますが何かしら頭の中で構造化を行おうとしてそういう会話をしているのだと思います。

 

具体化は言わずもがな。なので、まぁいいでしょう。

 

 

 

 

〇自分の言葉で話すことの大切さ

 

逆に「やってはいけないなあ」と普段から気をつけていることは上司からの指示を自分で噛み砕けずにその場ではオウム返しえ取り繕って、さあ取り掛かるぞという時に困ってしまうことです。

 

人から言われたことをそのまま返すのは脳みそを使わないので人間がやることではないと思っています。

 

実際に仕事にとりかかれないのも何を言われているのかをしっかりと理解できていないからそうなってしまうんですよね。

ただ上司によく思われたいとかいい格好をしたいっていう気持ちに負けて、その場だけ取り繕ってしまうということが、ある人もいるのではないでしょうか。

 

 

 

こんな過ちを犯さないためにも、僕は意識して、自分の言葉で説明し直してみると言うことを必ずやっています。

 

 

 

例えば上司に

○○って言う単語と試算結果と・・・が目立つように資料を作成してね

と言われたときは

じゃあ、○○って単語だけは目立つようにします。。。

っていうわけじゃなくて

それってつまり、△△な点を訴求したいってことですよね?(抽象化)

と確認したり

そういうことなら、こういうレイアウトにしてみたらどうでしょうか?(具体化)

聞き直してみるということです。

 

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上司の指示だけ聞くと広がりが生まれづらい

そんなん当たり前やんけと思われるかもしれないんですが自分が大学生の時や就活生の時に完璧にできていたかというと、そうでもないと思いますんであえて自戒の意味も込めてアドバイスとして書いておこうと思います。

 

やってみてもらうとわかるんですが、理解してないことを「自分の言葉で話す」って不可能なんですよね。

逆に自分の言葉で上司に説明してみてOKだったら理解しているということにしていますし、そこで「いやこういうことだよ」って直してもらえると無駄な仕事が減らせてラッキーだと思います。

 

 

 

要するに自分の言葉に置き換えて発信することで自分自身が理解できているかどうかのチェックにもなりますし、コミュニケーションを取っている相手との意思の疎通の手助けにもなるので、自分の言葉で話すということに関してはかなり重要視しています。

 

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教えてもらうだけでなく、仮説だてて質問することで、上司と同じ思考を手に入れる




 

〇自分の提案を通すコツ

 

会社に入ってからはそんなに無かったですが、特に部活の時は練習方針などでかなり人ともめることがありました。

 

正直、部活動の練習方針なんて完璧な正解はないので、ある程度データに基づいた仮説を立てて、そこから目標を立てて、じゃあどういう練習をしますかというような段取りで作るんです。

 

そういう場面でよくあるのが、例えば、練習①~③という練習があれば、

A君は練習①を重点的に取り組んでいくべきだと言っている

B君が練習②を率先してやっていこう言っている

という中で、ミーティング中に揉めているという状況です。

 

どの練習も、過去のコーチたちがしっかりと考えて組んだメニューなのでそれをやったからといって下手くそになるというわけではないのです。

だからこそA君もB君も折れないし、自分が正しいと信じている。そういう状況です。

 

ここで僕が練習③を提案したいときに、どういうふうにその提案を通して行くのかということを考えていきましょう。

 

 

〇抽象化で遡れば、思考の原点が見えてくる

 

先ほども書いた通り基本的な練習の決め方としては

データや試合結果を見て、今、自分のチームに足りていない課題を見つける。

じゃあどういう指標でどういう目標を達成したいかという目星をつける。

最後にそれに合った練習を共有して行う。

そういう流れです。

 

もし僕が練習内容のレイヤーだけ戦おうとすると、ただのCくんが増えただけになってしまうと思います(笑)

 

何とかしてこの無駄なミーティングを早く終わらせつつ自分の意見を通そうかと考えるならば、AくんとBくんの主張を「なぜなぜ」で抽象化してどの段階で意見が分かれているのかを把握してあげる必要があると思うんです。

 

もし仮定の部分は一緒だけど、指標や目的の部分の認識がずれていて、やるべき練習が違うと考えてしまっているなら、まずは指標や目的の部分の認識を合わせないと永遠に議論を完結しないと思います。

 

それがさらに上の、データから導き出せる仮設の部分から間違っているなら更にそこまで戻らないと議論は行ったり来たりします。

 

 

 

グループディスカッションとかで壊滅的な結果になっている班は基本的にこれが起こっていると思っています。

 

この根本さえ合わせてしまえば実は言っていることは一緒だったり、目的が一緒なのに達成の仕方が少しズレてしまっていたということも多くあります。

 

なので、もし僕がここに練習③をねじ込みたかったらAくんとBくんが仲違いしてしまった段階まで、お互いの意見ので元をたどってあげて、2人の意見が分かれた部分で議論をして、その段階から③に持っていけるように種まきをすると、そういう手段を取ると思います。

 

 

(これでは手段が先に来てしまっているので、正しいメニューの決め方とは異なりますが、あくまで例として、意見をねじ込むときの話をしました。

 

 

 

ちなみに、こういう例え話も、結局はタイトルにつけた「抽象化でさかのぼれば思考の原点が見えてくる」という考えを具体的な例として出したものになっています。

 

 

この例の部分は冒頭にも書きましたが、就活でもかなり使ったエピソードになっていますので、やったことない人はダメですけど自分もそういう経験あるよそういうことを考えたことあるよっていう人は積極的に発信して言っても面白いのではないかなというふうに思います。

 

 

 

 

〇最近良く出会う場面

 

 

よく会社の上司に意見を出したり提案書のレイアウトとかを自分好みにしたい時にも、こういう考え方や話し合い方を使っています。

 

僕の中の仮説では、そういう提案が一回否定される時って「何考えてんねんこいつ」ってなっている状態だと思うんです。

 

なんで僕自身がどういうふうに考えてこうしたいのかを、上司が考えている論理の構造と自分の考えている論理の構造の中で意見が分かれた層まで遡って、そこから説明するというふうにすると、途中まで上司自身の意見と一緒の部分もあるのでそれ以降のしょうもない葉っぱの部分は割とどうにでもなることが多いなと感じています。

(経験論)

 

ここで大事なことは自分の提案が通る通らないではなくて葉っぱの部分の指示の部分だけ聞いて満足するのか、それともその元のぶぶんで考えていることまで、まるっと捉えて上司と議論をできるのか。

 

仕事をする上で対等に扱ってもらえるように、すごい大事にしていることです。

 

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狙いまで確認すると自分のバリューも出しやすい



 

〇お笑いと抽象化

 

何だか固い話だなと思ってしまう人もいるかもしれませんが自分たちに身近なもの特に関西人として二例が挙げられると思っていてそれがものまねと例えツッコミです。

 

ものまねも、その真似したい人の発言や声のトーン・空気感を自分の記憶の中から集めてきて、その中で特に色濃く出てくる共通点をしっかり押さえてあげれば似てくる。そういう考え方だと思います。

 

特に「とんねるずの細かすぎて伝わらないモノマネ」が僕は大好きなんですけど、ああいうところで優勝する人は、「真似したい人の概念」から取ってくる「共通点」の目の付け所が天才的だから残っていると、そういうふうに感じます。

 

そこ着目するか~!みたいな人がめちゃくちゃ面白いし、設楽さんがしっかり気づいて解説してくれるんですよね。

 

 

 

例えツッコミも同じようなことで、何か面白いボケが出た時に、そのボケがどういう間違いを犯していて面白いのかを瞬時に判断して、同じようなギャップの具体例をツッコミとして返してあげる。

そういう作業だと思っています。

 

 

(完全に雑談と個人的な考察)

前々回のM-1東京ホテイソンのネタを見たオール巨人師匠が「ツッコミはお客さんの代弁者」やというコメントで厳しめの点数をつけたというのが記憶に新しいですね。

 

私たちが芸人さんのボケで笑うのは

「本来であればこうあるべき」だという自分の中の正解に対して、芸人さんがボケて違う答えを出してくる。

そこのギャップが面白いので、そこのギャップをツッコミが代弁して、明確化することによって、笑いが生まれる。

とそういう原理だと思ってます。

 

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笑いの二項対立の図

 

 

うまいツッコミはこのここが間違ってるんじゃないかなと言うツボを押すのが的確でタイミングもバッチリという二つのポイントがカケ合わさってできているんじゃないかと個人的には思います。

 

これをお客さんがギャップに気づいていないタイミングだったり、お客さんがまだどこが間違っているかという答えを出せない内にツッコミで気づかせるというようなツッコミがあったり。錦鯉さんが最終決戦でやったみたいにお客さんの期待をあえてスカすような突っ込みだったり色んなツッコミがあるのはさておいて。。。

 

 

あのネタの構造だと、ボケの部分で何が間違っているかが、お客さんにわかっていないので、ツッコミが面白い単語いっているという事実で笑ってしまっているという構造になっていると判断されたのかもしれません。

 

掛け合いと言うよりはツッコミ側の語感の良さで笑わせてしまっているので、漫才のボケとツッコミの掛け合わせという部分からは離れてしまっていると判断され、ああいう批評になったんじゃないかなと個人的には思っています。

 

ド素人やし、知らんけど。(逃走)

 

 

〇さいごに

 

余計な話と自分の話ばかりになってしまいましたが、細かい内容やちゃんとした内容はメモの魔力に載っているので、お金を出して買ってください。。。

 

 

 

 

 

ただこういうしょうもない例を通して、特に就活生の方に具体化と抽象化ってこういう風に使えばええのかもね。そういうイメージを掴んでいただければ嬉しいなぁ、というふうに思います。

 

この次に書く予定の構造化の部分の方が正直使えるんですが、その話をする前には具体化と抽象化について話をしないといけないなと思ったのでこの記事を先に書きました。

 

ただ真面目に書くとその辺のブログのただの劣化版になってしまうので、個人的な意見をもりもりにして記事として出すそういう部分で差別化を図っているつもりです。。。

 

結果として良いブログになったのかつまらないブログになったのかは皆さんの判断にお任せしますが今日はこんなところでおしまいにします!

 

ではでは。