【就活・ESの作り方】人生初ES!!メーカー志望だったころのESを今になって採点してみる
ハーイどーも。スナギツネ営業マンです。
〇はじめに
今回はタイトルにあるとおり自分のESをあえて今になって掘り返して経験してみようというブログになってます。
なんでこんなことをやるかというと、後輩のESを見て、やんややんやと指摘しながら「そういえば自分ってどういうことを書いてたかな」っていうのを振り返りたくなったからです。
プラスして、今はえらそうにブログなんて書いているけど、自分自身かなり悩みながら就活をやってましたよっていうのをわかってもらって、なんとなくでも元気を出してもらえればなあ、というふうに思います。
我ながら偉いなあと思うのは、就活していた頃のデータをすべてgoogleドライブに保存してあって、単元別や企業別でかなりしっかり整理した状態で置いてあったことです。
当時そんなことをしていたのは、もう忘れていたのですが、おそらく何かしら使う機会があるだろうということでちゃんと保存していたんだろうと思います。
もう2年前のことになりますが当時の自分を褒めてあげようと思います(笑)
〇今日のお話
今回採点するのは自分が研究室の人に勧められて受けたメーカーのインターンに参加するために提出した「人生初めてのエントリーシート」です。
結局は営業職に就くことになったものの、やっぱり自分の研究分野もありまして、はじめはメーカーのインターンにも応募していました。
まあはじめに書いたESなんで色々ツッコミどころもあるんですが、そっちの方が記事にしやすいのでこれにしました!
なお、一緒に考えているライブ感を出すために、今回は実際にES眺めながら、どういう風に書き換えようか思考錯誤した流れをそのまま文章に起こしております。
わかってほしいのは、これくらい遠回りしつつ、でも確実に良いESを書かないといけないし、はじめっから完璧にかけることなんて少ないんやで。ということです。
考え始めて、あれ?いらんかったなコレ。みたいなこともありますからね。
とりあえずは読んでみましょう。
※重要部分は伏字
〇インターンシップに期待することを教えてください。
600文字以下
私はこの2Days○○インターンシップで、工場見学や実際に働いていらっしゃる先輩社員の方との懇親会を通して、貴社についてより深く知りたいと考えています。
私は大学時代に部活動内で道具を修理した経験や、練習やマネージャーの業務をサポートするものを作る係の班長を経験し、自分の作ったもので人を支えることにやりがいを感じた経験から、「頑張る人を支えるものづくり」がしたいと考えていましたが、具体的に何をつくりたいかについてはアイデアを持っていませんでした。企業分析を進めていく中で、貴社が産業○○の生産をしていること、顧客の理想を取り入れてカスタマイズ生産された○○を通して「理想を○○で実現するパートナー」を目指していると知りました。
私がやりたかった「ものづくり」ができるかもしれないと思い、興味を持ち、貴社が開催している今回のインターンプログラムに応募させていただきました。このインターンを通して、インターネットや資料では得ることのできない情報を得られればと考えています。具体的な仕事内容や社員の方の雰囲気だけでなく、仕事をやっていく上でのやりがいや厳しさなども直接伺いたいと考えており、実際に貴社で活躍する自分の姿が想像できるほど、貴社についてより深く知りたいと考えています。
〇今の俺ならどう書くか考えてみる
これ、本当に初期のころに書いたものなんですけども、先に感想言っときますね。
初めてにしては、わりとやるやん。
なんか、こういうの作るの得意だった記憶はあるんですが、なんだかんだちゃんと考えとったんやなと思います。(笑)
ただ、かなり読みづらい部分もありますし、当時めっちゃ時間をかけて書いた思い出がありますので、このあたり、大事な要素を分解しながら解説していきたいなと思います。
〇まずは必要な要素を確認しとこう
インターンシップに期待することを教えてください
とのことなんで、まずは
何を学びたいか・どんな経験がしたいか
その理由
はマストですよね。
ただ600文字書けるので、もうちょっと肉付けするとすれば、理由の部分に
自分の経験や、それを通してどう思ったか
も入れたいですし、似たようなインターンはメーカーなら多くあるので、
数あるなかで、その会社のインターンに興味を持った理由
まで入れていきたいなと思いますね。
ここら辺の内容を、当時の僕のESから抽出すると以下のようになります。
〇情報の整理→組み立て
何を学びたいか・どんな経験がしたいか
工場見学や実際に働いていらっしゃる先輩社員の方との懇親会を通して、貴社についてより深く知りたい
インターネットや資料では得ることのできない情報
具体的な仕事内容や社員の方の雰囲気だけでなく、仕事をやっていく上でのやりがいや厳しさなども直接伺いたい
その理由
実際に貴社で活躍する自分の姿が想像できるほど、貴社についてより深く知りたい
自分の経験
私は大学時代に部活動内で道具を修理した経験や、練習やマネージャーの業務をサポートするものを作る係の班長を経験し、自分の作ったもので人を支えることにやりがいを感じた経験から、「頑張る人を支えるものづくり」がしたいと考えていました
数ある中で、「その会社の」インターンに興味を持った理由
企業分析を進めていく中で、貴社が産業○○の生産をしていること、顧客の理想を取り入れてカスタマイズ生産された○○を通して「理想を○○で実現するパートナー」を目指している
私がやりたかった「ものづくり」ができるかもしれないと思い、興味を持った
では、この情報をどのように組み立てていくべきかですが、こういう時はメモに自由に書いてみるに限ります!
この場合の結論は「貴社について深く知りたい」になるのですが、これを貴社についての部分と深く知りたいの部分に分けて考えるのがいいのかなというふうに思います。
ではそれぞれについて、理由を考えていきましょう。
するとこんな感じです。
じゃあ、ほかの要素も並べていきましょう!
まぁ、あとの残った要素の
工場見学や実際に働いていらっしゃる先輩社員の方との懇親会を通して
は良く知る手段として整理しておけばいいですし、
「仕事内容・雰囲気・やりがい」に関しては知りたい内容ですよね?
で、これらは「HPだけではなかなか得られづらい情報」です、と。
(理由で分解していってる図に乗せるとごちゃっとしますし、何よりパワポが面倒なことになるので、この辺で整理しときます。(笑))
〇で、結局どない書くねんと
じゃあ、この辺整理できたところで、順番考えてみましょう。
基本的な順番は構造化のところでも書いた通り、
「結論→理由→具体例」ですよね。
最後の部分に締めとして結論の言い換え入れときゃ大体OKですわな。
もっかいESを引っ張り出してみましょう。(再掲)
結論
私はこの2Days○○インターンシップで、工場見学や実際に働いていらっしゃる先輩社員の方との懇親会を通して、貴社についてより深く知りたいと考えています。
エピソード&理由
私は大学時代に部活動内で道具を修理した経験や、練習やマネージャーの業務をサポートするものを作る係の班長を経験し、自分の作ったもので人を支えることにやりがいを感じた経験から、「頑張る人を支えるものづくり」がしたいと考えていましたが、具体的に何をつくりたいかについてはアイデアを持っていませんでした。企業分析を進めていく中で、貴社が産業○○の生産をしていること、顧客の理想を取り入れてカスタマイズ生産された○○を通して「理想を○○で実現するパートナー」を目指していると知りました。私がやりたかった「ものづくり」ができるかもしれないと思い、興味を持ち、貴社が開催している今回のインターンプログラムに応募させていただきました。
結論言い換え
このインターンを通して、インターネットや資料では得ることのできない情報を得られればと考えています。具体的な仕事内容や社員の方の雰囲気だけでなく、仕事をやっていく上でのやりがいや厳しさなども直接伺いたいと考えており、実際に貴社で活躍する自分の姿が想像できるほど、貴社についてより深く知りたいと考えています。
正直これに関しては議論が分かれるところではあるのですが、
自分が活躍している姿が思い描けるほど深く知りたい
という部分に関しては、理由の説明を入れる必要がないのかなと思っていたりもします。
自明すぎて。
それよりも、
なんでその会社のインターンに興味を持ったのか
活躍している姿を思い描くためにどういう情報を得たいのか
に注力して書くべきだと思いますね。
なんせ、ESには文字数制限がありますゆえ、わかりきっていることは省いて、自分なりに考えた部分に文字数をかけたいところです。
とにかくESの最終目標は
自分の思考をわかりやすく相手に届ける
ことです。
このESでは、わりとそういう風にかけておりますので、
理由部分を物語チックなところから上記の基本形に改造する
より読みづらい部分(赤字)の修正
表現のかぶり(青字)
など、こまいところを直せばええかなと思います。
あとは細かな表現を分けたり、言葉を足したり、ラジバンダリ・・・
結局そんだけかいという声が聞こえてきそうですが、思ってたよりうまくかけていたので、正直困っとります。
(修正前)
私はこの2Days○○インターンシップで、工場見学や実際に働いていらっしゃる先輩社員の方との懇親会を通して、貴社についてより深く知りたいと考えています。
私は大学時代に部活動内で道具を修理した経験や、練習やマネージャーの業務をサポートするものを作る係の班長を経験し、自分の作ったもので人を支えることにやりがいを感じた経験から、「頑張る人を支えるものづくり」がしたいと考えていましたが、具体的に何をつくりたいかについてはアイデアを持っていませんでした。企業分析を進めていく中で、貴社が産業○○の生産をしていること、顧客の理想を取り入れてカスタマイズ生産された○○を通して「理想を○○で実現するパートナー」を目指していると知りました。私がやりたかった「ものづくり」ができるかもしれないと思い、興味を持ち、貴社が開催している今回のインターンプログラムに応募させていただきました。
このインターンを通して、インターネットや資料では得ることのできない情報を得られればと考えています。具体的な仕事内容や社員の方の雰囲気だけでなく、仕事をやっていく上でのやりがいや厳しさなども直接伺いたいと考えており、実際に貴社で活躍する自分の姿が想像できるほど、貴社についてより深く知りたいと考えています。
なので、こんな風に書くのはどうでしょう?
(修正後)
私はこの2Days○○インターンシップで、工場見学や実際に働いていらっしゃる先輩社員の方との懇親会を通して、貴社についてより深く知りたいと考えています。
私は貴社のモノづくりへの考え方に興味を持っています。
私は大学時代に部活動内で練習やマネージャーの業務をサポートするものを作る係の班長として、自分の作ったもので人を支えることにやりがいを感じた経験から、「頑張る人を支えるものづくり」がしたいと考えていました。
しかし、具体的に何をつくりたいかについてはアイデアを持っていませんでした。
企業分析を進めていく中で、貴社が顧客の理想を取り入れてカスタマイズ生産された○○を通して「理想を○○で実現するパートナー」を目指していると知りました。私がやりたかった「ものづくり」ができる会社かもしれないと思い、興味を持ち、貴社が開催している今回のインターンプログラムに応募させていただきました。
このインターンを通して、インターネットや資料では得ることのできない情報を得られればと考えています。具体的な仕事内容や社員の方の雰囲気だけでなく、仕事をやっていく上でのやりがいや厳しさなども直接伺いたいと考えており、実際に貴社で活躍する自分の姿が想像できるほど、理解を深めたいと考えています。
〇どこイジったんや?
最後の部分は「深く知りたい」かぶりを解消したのみです。
先ほどの真ん中の部分をいじりましたので、ここだけ抜き出して比べてみます。
(修正前)
私は大学時代に部活動内で道具を修理した経験や、練習やマネージャーの業務をサポートするものを作る係の班長を経験し、自分の作ったもので人を支えることにやりがいを感じた経験から、「頑張る人を支えるものづくり」がしたいと考えていましたが、具体的に何をつくりたいかについてはアイデアを持っていませんでした。企業分析を進めていく中で、貴社が産業○○の生産をしていること、顧客の理想を取り入れてカスタマイズ生産された○○を通して「理想を○○で実現するパートナー」を目指していると知りました。私がやりたかった「ものづくり」ができるかもしれないと思い、興味を持ち、貴社が開催している今回のインターンプログラムに応募させていただきました。
(修正後)
私は貴社のモノづくりへの考え方に興味を持っています。
私は大学時代に部活動内で練習やマネージャーの業務をサポートするものを作る係の班長として、自分の作ったもので人を支えることにやりがいを感じた経験から、「頑張る人を支えるものづくり」がしたいと考えていました。
しかし、具体的に何をつくりたいかについてはアイデアを持っていませんでした。
企業分析を進めていく中で、貴社が顧客の理想を取り入れてカスタマイズ生産された○○を通して「理想を○○で実現するパートナー」を目指していると知りました。私がやりたかった「ものづくり」ができる会社かもしれないと思い、興味を持ち、貴社が開催している今回のインターンプログラムに応募させていただきました。
やったことは3つ
文章の追加・切り出し
長い文章の簡略化
改行
です。
〇ポイント解説
文章の追加・切り出しをしたのは、そのあとにどういう話をするか説明する前フリの一文を作りたかったからです。
読み比べていただければわかると思いますが、修正後の方が、なんとなく予想だてて読めると思います。
とんでもない量のESが送られてくる中で、文章のわかりやすさは武器です。
文構造としては、とにかくスラスラ入ってくる文章を目指したいところですね。
長い文章の簡略化も狙いは一緒です。
英語でいうところのthatが多く入ってくると、途端に文章は難しくなります。
(皆様受験でご経験あると思いますが・・・)
なんで、一文の長さも抑えておきたいところです。
最後に改行です。
これに関しては今だから反省しておりますが、もっとアグレッシブに改行を使っていてもよかったなぁと思います。
僕は今回のESは3段落で送っていましたが、修正後のように「ターニングポイント」になる文章は一文切り出して書いた方が読みやすいですよね。完全に。
過剰サービスかもしれませんが、目的を考えるとかなり有効かと思います。
〇さいごに
冒頭で宣言した通り自分が人生で初めて描いたesを改めて書き直すときにどういうことを考えたのか、文章にしてみましたが、かなり回り道をしました。
まぁ、いったんばらしてみて、大したことなかったからええやんっていうことは、モノづくりの現場ではよくあることですから・・・
むしろ盛大にばらして検証することで、根本の部分にあんまり大きな問題がなかったということがわかったのがいいことだというふうに考えましょう。
と全力で言い訳をしておきます。
なかなかスマートな文章を書くっていうのが正直難しいところで、ESとかと違って、どういう思考回路をしているのかっていうのを、しっかりと長い文章でかけるのがブログだと思っています。
その利点を活かすにはエピソードっぽく書くのが一番なんじゃないかなというふうに考えております。
でも最近の学生は長い文章を読まないとかきくので、媒体をユーチューブなどの動画に移すのも考えていかなければいけないのかなぁ・・・
というふうに思いつつ今日はこんなところで終わります。(笑)
次の記事はもっとまともなの書きたいですな。
スナギツネ営業マンでした。
【就活】理系院生の自分が推薦枠をけって営業職に就職した理由(就活生さんからのリクエスト記事です。ネタ提供ありがとうございます!)
はーい、どうも。スナギツネ営業マンです!
実はこっそりとSNSアカウントを開設しまして、細々とやっているわけなんですが、そこでこのブログを知ってくれた就活生から
スナギツネさんは何で理系院生なのに商社を受けたり営業職についたのですか?
という質問を頂きました。
もちろんその場のdmにも回答したんですが、話せば長くなるということで本人に許可を頂いて記事で返そうと思います。
なかなか自分で書きたい事を見つけて書くっていうのは、割とエネルギーがいることでもあるんですが、誰か一人でも必要としてくれている情報だと分かっていれば俄然やる気が出るのでネタ提供は死ぬほどありがたいですね・・・
ということで、今回は僕の就活生時代をただただ振り返る記事になるんですけど、今、理系だけど理系の職種にあんまりピンと来てない方や、就活生と仕事が巡り合うっていうのはどういうことなんだろうと思っている方はぜひ読んでください!
なお、あんだけ話し方や構造化の記事を書いておきながら、今回は割と時系列に沿って説明したほうが分かりやすいと思いますんで。。。
つらつらと自分語りをする記事になっております。
趣旨に合うのでこういう形式にしましたが、まあがんばって書いていこうと思います。
<関連性の高い過去の記事>
〇就活を始めるまでの人生をざっくり振り返る
少し僕自身の経歴のお話になりますが、お付き合いください。
ここでは就活を始めるまでの人生を自分がモチベーショングラフとかに書いた物事を中心に振り返っていこうと思います。
小学校までさかのぼりますが、正直地元はそんなに治安が良くはなくて、割とその辺を半ヘルの原付が走り回っているようなそんなところです。
(あの頃はそんなこと思ってませんでしたが、大学院生になってキャンパスの近くで一人暮らしするようになって、さすがに気づきました(笑))
ただ、なんとなく地元の中学生を見た、その時の、それまでそんなに勉強が好きなわけでもなくて地元の中学校に行くんだろうなと思っていた自分が、急に親に「中学受験をさしてくれ!」とお願いしたのを今でも覚えています。
そこからなんだかんだって勉強して中高一貫校に滑り込んだんですが、その時の塾の先生がすごい人だったんです。
というのも、小学校の時の僕は「ズッコケ三人組」と「かいけつゾロリ」を読み漁っていたことがあって国語がやたら得意でした。
が、数学に関しては塾に入るのが遅すぎて、分数の足し算や掛け算を周りの子が習って出来るのに自分だけやり方の検討すらつかないという状況からのスタートでした。
かなり苦手意識がありましたし、実際全然テストも出来なかったですし、めちゃくちゃ苦手意識があったんです。
でも、その塾の先生だけは「この子は絶対に理系です」と言いきっていました。。
考え方が理系っぽかったらしいんですけど実際、中高で理系を選んで勉強していたので「凄かったなぁ、あの先生」といまだに思ってます。
そんなわけで入った中高一貫校ですが、中学高校とずっと部活動に明けくれていて、本気で受験勉強を始めたのも高三の最後の大会が終わった5月ぐらいでした。
そこから死ぬ気で勉強して、何とか通える範囲で一番いい大学に通うことができました。
大学に入る前、中高モテなかった僕は「大学に入ったら自分がやっていたラケットスポーツのサークルに入って、初心者の女の子に優しく教えてあげて彼女を作るんだ!」と考えていたのですが・・・
いざサークルの体験に行ってみたら、まぁ合わない。
なんだかんだ自分は、汗だらけになって苦しいスポーツをするのが好きだと改めて実感させられました(笑)
そんな時に拾ってもらったのが大学で入った体育会の部活です。
その部活は大学でも有名なブラック部活で、何がブラックかというと週に1・2回ぐらいしか家に帰れない。それ以外は全部泊まり込みで、学校以外の時間は基本部活動している。というようなそんな部活でした。(笑)
ただ一生懸命食らいついた結果もあってか、成績としては関西で一番になれました(笑)
それぐらい本気でやっていたので、大学の単位も出席点のあるものをしっかり取って、レポートを出すだけとりあえず出して、ギリギリ単位を取り切ると言うようなスタイルで卒業しました。
大学院の院試は四回生から配属された研究室の先輩からもらった過去問を何とか丸暗記して乗り切り、大学院ではその部活のコーチとして部活にいそんでました。
この部活のコーチっていうのが、またしんどくて。
朝3時50分に起きてバイクに乗ってクラブハウスに行くというような生活をしていました。正直、気が狂うかと思うぐらいに眠かったです。バイクで居眠りして本当に死ぬかと思った時期もありました。。。
もちろん研究もやっていたんですが、研究室に居るよりも部活のクラブハウスかエニタイムフィットネスにいる時間の方が長かったと振り返ってみて思います。
そんなこんなしてて大学院一回生の就活の時期がやってきました。
一個上の先輩方もほとんどの人が推薦で研究職や生産の管理などの仕事についていらっしゃいました。
ただ僕自身すさまじく感じていたのは「推薦があるから」みたいな理由で自分がこれから何年もする仕事を選ぶのはかなりリスキーじゃないかなということです。
ちゃんと文系の仕事も全部見て悩んでから、推薦を取ってそこそこの企業の研究職に就くのも遅くないし、そっちの方がいいんじゃないかな
と言う風に考えていました。
結果的には安泰と言われていた推薦枠を捨ててまで就活をしたわけですが絶対やっといてよかったなというふうに思います。
これが僕の就活のきっかけです。
〇人生を分けた「旧帝理系院生の自分」と「部活ガチ勢の自分」
就活をするにあたって上に書いたみたいに色々と自分の人生を振り返って自己分析をするという機会が多くありました。
そんな中でやっぱり自分の人生の軸っていうのは2つあって、それが何回も出てきているように理系っていう属性と部活ガチ勢っていう属性でした。
大学の単位もギリギリでしたし院試も滑り込みとは言え、中高・大学・大学院12年間とずっと理系の勉強をしてきました。
かたや同じぐらいの長さ、真剣に部活をやって来ました。
同じ12年間ほどの期間を費やしてきた、この二つの要素こそが自分のこれからの人生でも続いていくんだろうなというふうに感じていました。
じゃあ次には、
この二つのどっちが自分本来の姿なのか
ということを考えていました。もしくは、そんな表現じゃなくても、
どっちをやっている時の自分が好きか
という風に考えるようにしていました。
やっぱり仕事をする中では、ワクワクしていたいし、そうじゃないと自分は飽き性なので続かないだろうなというふうに感じていたからです。
その面で行くとやっぱり確実に部活だなというふうに思いました。
特に大きかったのは
周りからやらされていた努力か、
自分から苦しい道を選んでしていた努力か
というところです。
部活なんてバイトもできないし、正直めちゃくちゃきついし、逃げることなんていくらでもできたんですけど、自分なりに目標を立てて、ほんまに生活を犠牲にして取り組んでいたのは、やっぱり部活だったんですね。。。
ここで何も考えずに
理系院生だし理系の仕事でいいや
そういうふうに考えていたら、ここまで多分考えなかったと思います。
また、部活で何が得られたのかも、しっかり考える機会はなかったと思います。
そういうことであれば多分仕事も今やっている仕事ではないでしょうし、こういうブログを書こうと調整するような社会人にはなってなかったと思います。
〇スポーツに青春を費やして得たものとは
じゃあその部活動、もしくはスポーツについて、
なんでそんなに頑張れたのかということ
その部活動を終えてどういう成長ができたのか
という部分について深く掘って行きます。
前者についてはいろいろ考えたんですが、結論から言うと
①色んな人と意見をぶつけあいながら同じ目標に向かって努力をして行く楽しさ
と
②その努力が報われないこともあるかもしれないけど、それを達成した時の喜びを知ってしまったからそれをもう一度味わおうと言う強い気持ち
が自分の中にあって、それがモチベーションになっていたんじゃないかなというふうに分析をしました。
やっぱり思いどうりにうまくいかないことが多いし、
(今やっているゴルフでもまさしくそうなんですが・・・怒)
自分自身運動神経がそんなにいい方ではなかったので、人より上達が遅いっていうことがかなりありました。
初めてやったベンチプレスも全然上がらなくて、すぐに肩も腰もいろんな関節を痛めましたし、つらい時期もありましたが。。。
何か自分の中で壁を乗り越える喜びは中学の部活動の頃から知っていたので、それに病みつきになっていたんじゃないかなというふうに思います。
壁を越える頃には何かしら自分の中で成長を感じるので、それ自体も楽しみに部活動をしています。
ただ、それも「自分一人でできること」や「生まれてくる発想」っていうのは限られていて、やっぱり自分と違う意見を持った人間と交流して、いろんな観点でそのスポーツに向き合うことで、意外なところから上達のヒントが得られたり、また自分の意見がその人に大きな影響を与えることが少なからずあったので、そういう「いろんな人とのつながり」っていうのは大事にしたいな、というふうに考えていました。
上は二つ目にもつながってくるんですが、「どういう成長ができたのか」という部分について僕は、人間としての深みが増したというふうに就活の時はお話しました。
僕はコーチとして、他の大学のコーチと交流したり、監督と話をする機会があったんですが、一番自分にとって大きかったのはある強豪国のコーチが、たまたま日本に来ていて、その人が日本のコーチに向けてお話をする会がありまして、それに参加したときのことです。
自分や自分の周りの人間が当たり前だと思っていたことが向こうの人にとっては当たり前じゃなかったり、逆に自分たちがあまり重要に思っていない事を向こうのコーチはプロレベルの選手に対して何度も言っていたり。
そういう意見のギャップがあると知って自分の後輩に対する教え方にもかなり幅ができたことが印象的でした。
自分が「これはこうやろう」と思っていたことが人によって見方が違うとわかっているだけで、今、自分が見ている選手がどういうことを考えているのかに対する想像力も深まりますし、違う観点はが増えれば増えるほど表現も豊かになって行くのを感じました。
いろんな人と触れあって考え方に深みができただけじゃなくて、それに伴ってアウトプットの幅・自由度・表現力が格段にアップしたなって言うのを自分でも感じていたので、この部分は大事にしたいというふうに思っていました。
〇コーチングと営業の関係性
で、もうひとつかなり就活で影響した部分としては
コーチングが思いのほか楽しかった
という部分があります。
自分はコーチとして選手の指導をしていたのですが、その子たちが良い成績を残した時に自分が優勝した時と同じぐらい嬉しかったのを覚えています。
自分は、自分だけの成功じゃなくて、自分が関わった人成功も心から喜べるんだな。そういう人間性も持ち合わせているんだな。というふうに気づきました。
今もブログとは言え、こういうふうに困っている人の為に時間を作って記事を書いているということは、何かしらそういうコーチングだったり、人のために何かしてあげることに関して適正があるんだなというふうには思います。
じゃあそのコーチングのやりがいだったり楽しみ方っていうのは僕の中で3つあると思っていて
①相手の困っていることをこっちから引き出してあげて一緒に解決方法を考えているところ
②その子のためになるならどんな指導法でも正解であること。自分で練習メニューを作り出せること
③自分の1人の努力が10人にも100人にも影響力を持つ。
ということです。
①に関して、相手が、困っていることをなかなか言葉にできない状態でも、こっちから何かしらヒントを与えたり、イメージを投げかけたりすることで、相手が腑に落ちた顔をしたとき。そして、明らかに上達したときはかなりやりがいを感じていました。
なかなか自分一人で解決できない所に対して、僕が関わったことによって前に進んで行く。それっていうのがかなり面白かったの覚えています。
僕の中の価値観の一つでもあるんですが、自分がいたからこそ何か変化が生まれるっていう仕事をすごい大事にしています。
その価値観も、こういうところから来たのかなというふうに考えています。
②に関してはもう書いている通りで、練習メニューが決まっていて、ただそれをやるんじゃなくて、割と自由にその子のためを思って新たな練習メニューを生み出せる。新たな指導方法を押して挙げられる。そういう立場がすごい面白かったの覚えています。
もちろん首をかしげられることもありましたが、さっきと同じようになんかささるものがあれば結果が生まれてくる。そういう試行錯誤が選手じゃない立場でもできるんだ面白いなというふうに考えたの覚えています。
③に関しては単純に効率がいいなあというふうに考えています。僕が選手としてどんだけ頑張っても結局僕ひとりの成果しか生み出せないんですが、僕がひとりの力で十人に教えたとしたら十人が何かしら良い成果を出せるはずなんです。
それがまた後輩につながっていてさらに多くの後輩がうまくなっていく。そういう一人で完結せずに影響が伝播して行くような、そういうところにすごいやりがいを感じていたのを覚えています。
要するに
①真に相手のためになる仕事であること
②自分のアイデアや工夫を活かせること
③自分の努力が広い範囲にいい影響を及ぼすこと
が大事だと気付いたんですね。
それに加えて大事にしたいところは少し前の部分に書いた、
④いろんな人の考え方に触れることができること
このあたりは外したくないと考えていました!
これって会社さえ選べば割と営業の仕事に近いんですね。
特にお客さんのお困りごとに対して、自分の会社から解決策を提案して、それを買っていただくっていうところに関しては「相手のためになる仕事」じゃないかなというふうに思っています。
逆にこれは就活の中から思っていましたが、相手のためにならないのにものを売りつけるような仕事だけは絶対に嫌だと思っていました。
また、営業に関しては相手がいて自分がいるような仕事なので例えば対人面でこういう風に話そうとかこういう風に売り込もうみたいなアイディアは自分自身で試すことができますし、色んなお客さんに会うので④のいろんな考え方に触れることもできるんじゃないかなというふうに考えていました。
〇じゃあ、どの会社の、なんの仕事に就こうか。
恥ずかしながら、まず初めに見たのは「会社別年収ランキング」でした。
もうこれは今だからそんなものをみても仕方がないと断言できるんですけど、当時はやっぱり気になっていたので、見てました。
で、なんとなくこの業界は年収が高いんだとか、この業界は仕事がでかいんだっていうのはわかった状態でしたが、やっぱりいろんな業界を見たいなぁと思って、合同説明会になるべく行くようにしました。
何個か会社を見ていくと、この業界は、ソリに合わないなあっていう業界が見えてきたり、逆にこの業界の人たちめちゃくちゃ気合うなあっていうのが商社でした。
しかも商社に関しては、
同じ社内にたくさんの部署があって、海外勤務が前提っていうところでいろんな人の考え方に触れることができるっていうのが割とクリアできていましたし、
新規事業創造っていうところで三方良しだったり、新しいビジネスだったり、サプライチェーンの構築というところがすごい自分の希望に沿っているなぁと思って見ていました。
実際ほかの会社のインターンに行ってもめっちゃ商社マンぽいなーって言われまくっていたので多分向いていたんでしょうね。
まぁ、そんなこと言いながら、しっかりと情報を集めたかったですし、手っ取り早く社員さんに会って話したかったのでインターンにも多く参加しました。
ちなみに結果的に僕が入った会社は初めから興味があったわけじゃなくて、
たまたま名前の知っている会社が
たまたま理系が入れる営業職の募集をしていて
そのインターンのがた広告が自分の目についたから
とりあえず申し込んでインターンに行って興味を持ったという流れですね。
今の仕事は技術営業という職種で上に書いた、
部活をやってきて対人能力にも自信がありますし、熱量は任せろ!っていうところ
と
理系出身なので技術のこともできます!
っていう両側面を混ぜ合わせて少し特別な仕事をするっていうところで、面白いなあと思って受けていました。
〇やりがいとは?
あとは自分の中で考えていたのは
めちゃくちゃ大きい規模の仕事の一部分だけ自分でやって、その部分の範囲で工夫をするのか
少し小さい規模でもいいので自分の工夫ができる範囲が広くて、やってる感のある仕事ができるのか
どっちがいいのかって言うのを考えていました。
上の②に深く関わってくるところなんですが、自分にとって仕事のやりがいとしてかなり大きなウエイトを占めているのがこの部分でして、特に重要視していますし結局のところは上の二択で言うと後者を選びました。
自分がやりたくない仕事を考えたときにどんな仕事かって考えると
自分がやった時と自分じゃない人がやった時に同じような結果が出るような仕事は絶対に嫌だ
と思ったんです。だってそれ自分がやる意味じゃなくてほかの人でもできる仕事じゃないですか。じゃなくて
自分がやったからこそこの仕事はこういう仕上がりになりました
と、そういうやる人によって変化が生まれるような仕事に就きたいなというふうに強く願っていました。
仕事をやる意義というところについては僕はその部分をすごい大事にしてますし、これからも大事にしていこうと考えているところです。
〇さいごに
この辺を就活の軸として就活していた結果、商社だったりベンチャーだったりメーカーだったりインフラ系だったりいろんな会社を結局受けることになりまして、今私が勤めている企業に入社したという流れになります。
ツイッターでリクエストしてくれた子のために書いたブログになったんですが、自分自身も初心を思い出しながら書くことができて、また仕事がんばろうかなという気になりました!
かなり長文になってしまいましたが、ここまで読んでくださった皆さんありがとうございました。
また次回お会いしましょう!スナギツネでした!
【就活・思考法】説明するとは「相手の頭に絵を描く」こと!就活をガチりにガチった新人営業マンのブログ
はーいどうも、スナギツネ新人営業マンです。
いつも見ていただきありがとうございます。
前回に少し頭出しをした「構造化」について書いていこうと思います。
〇今日の内容イメージ
ちなみに構造化についてわかりやすい本を先に紹介しておくと今回はこちらの本になります!
とりあえず買いましょう。(笑)
有名なだけあって、名著です。
もう本の帯にも書いてあるんですけど、この帯の内容がすべてだと思います。
まあこの本を紹介して終わってもいいんですけど、もう少し就活テイストにというか、さらにさらに身近に考えていること、どういうふうに捉えているか、どういう風に使っているか、というところについて書いていこうと思います。
ちなみに自分の会社の同期にも実は呼んでいただいているんですが、その人たちには「つまらないギャグ」よりは、興味深いという意味で面白い記事の方が受けますし、
そもそも就活生の役に立たない話が多くなってしまっていたので、少し割り振りを変えながら興味深い記事を書けるように頑張っていこうと思います。
〇パワポを使うことを覚えました
で!前回抽象化の話をしたんですがやっぱり、
図がないと厳しいなあ
と言うふうに思います。
なので今回以降は一瞬で作れるぐらいのレベルのパワーポイントを入れながら記事を書いていこうと思っています!
文字は音声入力でいくらでも早く打てるんですけど、パワポに関しては自分で作らないといけないのでできるだけ必要な情報・必要なデザインにそぎ落としに削ぎ落として公開していこうと思います。
その方が伝わりやすいですし。
勘違いしないでほしいのは、僕自身もデザインの勉強は結構好きで、
営業として、お客さんに出してるパワポはめちゃくちゃきれいに作っている
ということです(笑)
安心してね!
試しに前回の構造化の話のパワポを作ってみたんですが、やっぱりあったほうがいいですよね~ということで前回記事にかなり追加しました。
〇思考の構造について
今回の話は構造化についてですがタイトルの通り、
自分の頭の中の思考を絵だと捉えて相手に同じよう書いてもらえるように話す
というのが説明の本質だ
という話をしたいのですが、そもそもの絵がないと厳しいっていうのが正直なところです。
なんでまずは、この下の図を見ていただきたいと思います。
これって前回記事の「具体と抽象化」の図が三段に積み重なったような図になっています。
上から見て行くと、
牛丼が好きな理由の例として、コスパ・手軽さ・飽きなさ
が挙げられていて
コスパがいいの具体的な例として、おいしい・安い・そして多い
という例が書かれています。
逆に下から見て行くと、
おいしくて・安くて・多いっていうことは「要するに」コスパが良い
っていうことですし
コスパがよくて・手軽に食べれて・飽きないものって
他にもあるかもしれないですけど
「要するに」牛丼が当てはまりますよね
こういう構造化の話で「具体と抽象」の話をよく使うので前回は記事にしました。
今回はそれを応用するような形で構造化のお話をしたいと思います。
〇就活→わかりやすさ→結論ファーストはそうなんよ
もう出てきましたが、相手に自分の考えをわかってもらうということは
自分が頭の中で描いている(上の図のような)論理構造を相手の頭の中にそのまま植え付けけてもらう
ということだと思います。
もちろんその場でこういう図を描いて説明できればいいですが、面接だとそうはいきませんよね。
ある程度ボディランゲージで表すことはできるかもしれませんが、やはり話し方・話す順番を最大限使って分かってもらうそういう戦略を立てていく必要があります。
さっきの図を思い出しながら読んでほしいんですか、もし目の前の人にこの図とまったく同じ図を紙の上に書いてほしいとき、あなたはどういう風に説明をしますか?
少し考えてみてください。
もしくはどういうふうに説明するのが自分にとってやりやすいか。
それでも構いません。または、
どういうふうに説明されたのは自分は迷わずにこの図をかけそうか
そういう目線でも考えてみましょう。
多分なんですけど、なんだかんだ言って上から順番を追って説明して行くのが分かりやすくないですか?わくわくはしないですが、予想しながら書けません?
例えば、上から書いているときに、「コスパがいい」の下に何か来るとしたら「安い」は来るだろうと安易に予想できますよね。予想できるので、スピードも速そうです。
もしくは、下から説明するにしても、全体像がある程度どうなっているかを説明してから話すと思います。
どちらにせよ大事なのは
自分がどういう構造で話をしたいのか、それをしっかりと頭において認識してから相手に伝える
ということです。
よく「とにかくすぐ問いに答えるのがすごいんだ」と思っている就活生がいますが、それは半分正解で半分間違いだと思います。
すごいのは上のような構造が一瞬で頭の中に思い浮かんで返答を返せる就活生がすごいのであって、適当に返してそこから悩むような奴は、ただリスキーな存在
だと思っています。
もちろんそれでたまたまうまくいけばいいですが、自分の苦手な話題や答えのない問題を出された時に100%打ち返しやすいかというとそうではないと思います。
さすがに全員がはじめから一瞬で構造を組み立てられるとは思いませんので、その辺りは慣れと練習量だと思います。
普段から自分の中に浮かんだアイデアに対して
どういう構造でその現象が起きているのか
と不思議に感じること。
そしてそれを一歩立ち止まって考えてみることを普段から繰り返すしかないと思います。
〇わかりやすさだけがすべてではない。
ただここで強調しておきたいのは、
わかりやすさという面だけで見れば上から説明するのがいいのですが、それ以外の狙いがあるならば、下から説明するのもむしろ有効
ということです。
就活に関しては自分のことをしっかりと理解してもらうのが第一であり、ひとりひとりに与えられた時間がとても限られてしまっているので、最速かつ、わかりやすさ重視で上から説明するのが鉄板だと思います。
下から説明するにしても、ちゃんと全体像を説明して、分かりやすく相手に伝えるということをしないといけません。
ただそうじゃない例もありますよね。
なんとなく予想がついていると思いますが例えば、ジョブズのアップルの新作発表会。あれなんかはこの問題でいうと、完全に下から説明してますよね。
具体的にどういう形態が求められているのか・今までの携帯はどうだったのかとか。
そういう具体的な説明をある程度頭出しした後に、じゃあ結論としてこういうアイフォンですという話順になっていると思います。
似たようなものに「なぞなぞ」があると思います。
皆さんなぞなぞを出す時のことを思い出してください。結論を隠して間接的にヒントになるようなものを出してますよね。
もしなぞなぞの例が「ちょっとその例えば違うんじゃないの」と思う人は、ウミガメをスープを代表する水平思考ゲームを思い出していただければいいかなと思います。
結局、ああいう話し方って分かるのに時間がかかったり、構造が一瞬見えづらくて、ドギマギする気持ちがあるんですが、一方で「答えは何なんだろう」「結論は何が出てくるんだろう」と、わくわくするそういう心の動かし方ができるんです。
答えがわかったあとに、今までの話が全部つながってすっきりするときあるじゃないですか?
あれもあの瞬間に、今まで全体像がつかめてなかった思考の構造が一気に全部見えるようになった「脳の快感」だと思います。
こういう「惹き」を作って、結論を良く見せている例は他にもたくさんあります。
漫画の伏線回収とかも同じです。
話の各所に散りばめられた具体的なシーンが、結論が出ることによって一気に構造化される。そこに人はおもしろみを感じるんですね。
これぐらい具体的な例を並べたら、
思考構造の説明の仕方が狙いによって変わってくるし、逆に話し方によって相手に与えられる効果が全然違う
ということが分かってもらえたと思います。
〇「結論ファースト」の一人歩きを絶対に許すな
ちなみに僕がブログの始めに結論を書いたりだとか、途中途中にタイトルを入れているのも、分かってもらうことを重視で、結論を先に出して、ある程度内容を予想しながら読んでもらう。そういうことを考えた上の結論ファーストです。
もし
「結論ファースト」に話すだけ分かっている状態で話し始める人間
と、
こういうような構造化があって、話し方によっては結論を先に出したり、結論をあえて書くしたりするという手段が取れるのを知りつつ、今回は分かりやすさを最重視するという戦略を持って結論から話す人
がいたとして。
どちらも話す物事の順番は一緒になるかもしれませんが、話している途中の話し方や言葉と言葉のあいだをつなぐ接続詞・声のトーンなのにかなり違いが出てくると思います。
前者は地図を持たずに方角だけなんとなくわかって、その場その場で歩いている状況ですが、後者は自分の思考の構造の全体図がしっかりとわかっている状態でその上を歩いているので、その足取りの軽快さや自信は前者に比べると違ってくるのが分かると思います。
よくしている話で、歩き慣れた道なら前者も後者もあまり変わらないですが、やっぱり地図は持っているに越したことはないと思います。
聞いている相手の状況によってはいつもと違う道順でゴールにたどり着く必要が出てくることもあるからです。
というか必要がなくてもそれぐらい考えられたりする余裕はしっかりと持ってほしいですし、その余裕の幅が戦略の幅になると思っています。
〇面接官は「見抜いてくれる」
で、こういうところをプロの面接官はしっかり気づいてくれると思います。
どうしても面接官と聞くと、「自分を落としてくる敵」のように思ってしまうかもしれませんが、むしろこっちが戦略を仕掛ければ仕掛けるほど、しっかりと意図を見抜いてくれるプロでもありますので、逆に味方ぐらいの気持ちでいいと思います。
これを敵と感じてしまうのは「何も対策をしていない人間が何も対策をしていないことを見抜かれるのが嫌だ」とか、そういう状況になってしまっているからじゃないのかなと僕は思います。
もちろん緊張はすると思いますが!
〇さいごに
ここまで読んでもらったら、いかに構造化だったり話し方が大事になるかということが多少なりとも伝わったんじゃないかなというふうに思います。
でも一番はじめに書いたとおり、説明の時に大事なのは
自分の思考を相手にそっくりそのまま分かってもらうこと
です。
そのための考え方やその応用について書きましたが、一番大事なのは
相手に伝えてあげたいと思う気持ち
の部分だと思います。
自分の思考の構造・地図の書き方が分かった
その歩き方のコツもわかった
これで大丈夫や!
と思って、せかせか歩いてしまうと、相手を置き去りにしてしまうこともあるでしょう。
あなたの頭の中の思考について一番詳しいのはあなたです。話を聞いてくれている面接官やリクルーターは初めてその土地に足を踏み入れる人間です。
そういう人たちと、丁寧な道案内で一緒に目的地に到達できるように話す。
そういう意識を絶対に忘れないでください。
結局、このことさえわかっていれば、上に書いたような方法論だったり、考え方みたいなところは後からついてくると思います。
自分が何をしたいのか・何をするべきなのか。そこをしっかりと自覚して目的としておくことで、考え方や手段は勝手についてくるとそういうふうに思います。
何度も何度も言いますが、絶対に本質を見落とさないでください。
逆に本質さえ押さえておけば、そこから導き出せる仮説やこういうふうにやってみようとあなたが考えたことは、完璧ではなくても、あなたがあなたなりに出した正解として必ず面接官に伝わると思います。
そういう心遣いっていうのは伝わるものです。
そんなことまで考えて就活せなあかんのかと言う人もいますが、私は絶対にそうだと思います。
一回きりの就活なんで立てられる戦略は全部立てて、ぶっちぎりの一番合格を目指す。
それが自分の就活スタイルでしたし、そこまでやってダメやったらあきらめもつくかなと思ってました(笑)
何より、それぐらい戦略を立てて臨むのが、ぼーっとただただ臨むのよりも百倍楽しいと感じていたからです。
自分なりの工夫をして、自分なりの戦略を立てて、目の前のやらないといけないことに立ち向かっていけば、いつの間にか楽しんでいる自分に気づくと思います。
このスタンスは自分自身仕事に向き合う時も大切にしようと思っていることです。
最後に説教くさいことを書いてしまいましたが、今日はここで終わろうと思います
お疲れ様でした!
おすすめの過去の記事
【就活・仕事・思考法・雑談】「具体化と抽象化」で論理武装委員会~!
前回記事
これまでで一番の渾身の記事なので開いてください・・・
〇はじめに
はーいどうも。スナギツネ新人営業マンです!
私事ですが、少し名前とタイトルのつけ方を変えました。
と言うのも、これから、(あくまで趣味として)自分の頭の中のものを、こういう文章として外に出し続けていくということを考えたときに、「就活」に止まらず「物事の考え方」や「その日に得られた気づき」なども残していけたらいいなと思ったので、早い目に変えてしまおうと思ってこういうタイトル変更とブログ名の変更しました。
もちろん基本的には就活に絡めた内容がメインになってきますが、その日に書きたいことを我慢するというのもなかなかもったいないことじゃないかなと思うので「マジ思考」として「思考法」だったり「自分なりの考え」も発信していく。そういう使いかたができればなというふうに思います。
そもそも、このはてなブログをずっと使い続けていくかということに関してもまだ決まってないので、もしサイトを変えても皆さん読み続けていただけるとありがたいな~というふうに思います。
なんせ初めてのブログ運営なので分からないことだらけです。
はじめはもう紆余曲折しまくると思いますし、逆にそれにこそ価値があると思っているので、こいつ苦労してんな~と横目に見ながら記事を読んで頂けると助かります。
〇本題
で、今回は
「具体と抽象」を使いこなして普段考えていることをもっと解像度高く考えていきましょうよ
という話です。
なんとなく勘づいていらっしゃる方もいるかと思いますが、すこし前に出た名著「メモの魔力」にかなり影響を受けた内容になっています。
読んだのはもう3年ほど前になると思います。。。
正直、この本に出会ってなかったら、就活の結果もかなり関わっていたんじゃないかと思うくらい僕の人生にとって大きな出会いでした。。。
というのも、こういうビジネス本だったり自己啓発本を読んだことがない大学四回生の僕は、
「なんか怪しい本」とか「しょうもない本」「意識高い系が読む本」やろ!
と思って、かなり斜に構えて見ていた思い出があります。
そんな中で、「これから社会人を目指して就活して行くんだから一回ぐらいちゃんと読んでみよう」と思って、初めて手に取った本がメモの魔力でした。
内容に関してはあえて言うまいという感じですが、その記述の中で
具体と抽象を使いこなす
と云う内容に関しては、かなり強烈に頭に残っています。
受け売りと取られても仕方ないですけど、今でも大切にしている考え方です。
この「具体と抽象」をしっかりと使いこなすことによって、この記事のメインの例としては就活を挙げますが、仕事の中でも物事を理解したり、相手に向けて発信したりするときにかなり使える内容になってますので、「あんまり考えていなかった」方は、あえて意識的にやっていく癖をつけると良いのではと考えています。
もう本の内容は本を読んでいただいたほう早いので、この記事では
自分としてはどう考えて、理解しているのか
と
この考え方がどういう風に今まで生きてきたか
という部分にフォーカスをして、自分の言葉で書いていこうと思います。
後で似たような例が出てきますが、「自分と異なる意見を持っている人とどういう風に議論をしますか」とか「苦手な人がいるときはどういう風に対応しますか」とか、そういう質問をよく就活で聞かれると思うんですが、この具体化と抽象化、そして構造化。
これをその聞かれた例にあうような内容で説明するとかなりウケがよかったのを覚えています。
正直内容も読み返してなくて、具体的に何を書いてたかっていうのはほとんど覚えていないので、モロ被りしている部分があるかもしれませんが、それはご愛嬌ということで見逃してやってください。
〇抽象化とはなんぞや
まずこの話題について語る前に一旦ウィキペディアで言葉の意味を確認しておきましょう大学生のクソレポート張りにウィキペディアを使いますがその辺はご愛嬌ということでよろしくお願いします。
抽象化(ちゅうしょうか、英: Abstraction、独: Abstraktion)とは、思考における手法のひとつで、対象から注目すべき要素を重点的に抜き出して他は捨て去る方法である[1]。
ほうほうなるほど。
なんか物々しい考え方をしてますが、「つまり」とか「要する」みたいに、皆さんが使っているように、
具体的な例を、もう少しアバウトな枠組みに移すこと
を抽象化と呼ぶことにしましょう!
めちゃくちゃ小学生みたいな例を出しますが
カブトムシだったりワンちゃんだったりトカゲだったり・・・
という話をしていたら、「それってつまり動物の話やんな」となるわけですよね。
例えばモテない男の例で行きますが、女の子から
「今の仕事が辛くて」とか「上司があわなくて」とか
そういう、とりとめのない話を聞いている時に
「それって今の環境を何かしら変えたいってことですよね?違いますか?」
(目パチパチ)
と水を差してしまうのも抽象化ですよね。
一つ目の例と二つ目の例は若干違うように見えますが、やっていることは一緒です。
結局その女の子は何かしら自分の中で思っていることがあって、それの具体例としてたわいもない話をしているのであって、
構造としては動物という概念がカブトムシやワンちゃんの上にあるように、「今の職場があってないなあ」と言う主張が「今の仕事が辛い」とか「上司が合わない」というエピソード・根拠付けの上に乗っかっている。
とそういう分解ができると思います。
モテない男の話し方の例は一旦置いておいて、皆さんも仕事中に、もしくは友達と話しているときに、話してもらった内容について「つまりこういうことですか?」と聞き返すことがあると思います。
詳しくは次のブログで書きますが何かしら頭の中で構造化を行おうとしてそういう会話をしているのだと思います。
具体化は言わずもがな。なので、まぁいいでしょう。
〇自分の言葉で話すことの大切さ
逆に「やってはいけないなあ」と普段から気をつけていることは上司からの指示を自分で噛み砕けずにその場ではオウム返しえ取り繕って、さあ取り掛かるぞという時に困ってしまうことです。
人から言われたことをそのまま返すのは脳みそを使わないので人間がやることではないと思っています。
実際に仕事にとりかかれないのも何を言われているのかをしっかりと理解できていないからそうなってしまうんですよね。
ただ上司によく思われたいとかいい格好をしたいっていう気持ちに負けて、その場だけ取り繕ってしまうということが、ある人もいるのではないでしょうか。
こんな過ちを犯さないためにも、僕は意識して、自分の言葉で説明し直してみると言うことを必ずやっています。
例えば上司に
○○って言う単語と試算結果と・・・が目立つように資料を作成してね
と言われたときは
じゃあ、○○って単語だけは目立つようにします。。。
っていうわけじゃなくて
それってつまり、△△な点を訴求したいってことですよね?(抽象化)
と確認したり
そういうことなら、こういうレイアウトにしてみたらどうでしょうか?(具体化)
聞き直してみるということです。
そんなん当たり前やんけと思われるかもしれないんですが自分が大学生の時や就活生の時に完璧にできていたかというと、そうでもないと思いますんであえて自戒の意味も込めてアドバイスとして書いておこうと思います。
やってみてもらうとわかるんですが、理解してないことを「自分の言葉で話す」って不可能なんですよね。
逆に自分の言葉で上司に説明してみてOKだったら理解しているということにしていますし、そこで「いやこういうことだよ」って直してもらえると無駄な仕事が減らせてラッキーだと思います。
要するに自分の言葉に置き換えて発信することで自分自身が理解できているかどうかのチェックにもなりますし、コミュニケーションを取っている相手との意思の疎通の手助けにもなるので、自分の言葉で話すということに関してはかなり重要視しています。
〇自分の提案を通すコツ
会社に入ってからはそんなに無かったですが、特に部活の時は練習方針などでかなり人ともめることがありました。
正直、部活動の練習方針なんて完璧な正解はないので、ある程度データに基づいた仮説を立てて、そこから目標を立てて、じゃあどういう練習をしますかというような段取りで作るんです。
そういう場面でよくあるのが、例えば、練習①~③という練習があれば、
A君は練習①を重点的に取り組んでいくべきだと言っている
B君が練習②を率先してやっていこう言っている
という中で、ミーティング中に揉めているという状況です。
どの練習も、過去のコーチたちがしっかりと考えて組んだメニューなのでそれをやったからといって下手くそになるというわけではないのです。
だからこそA君もB君も折れないし、自分が正しいと信じている。そういう状況です。
ここで僕が練習③を提案したいときに、どういうふうにその提案を通して行くのかということを考えていきましょう。
〇抽象化で遡れば、思考の原点が見えてくる
先ほども書いた通り基本的な練習の決め方としては
データや試合結果を見て、今、自分のチームに足りていない課題を見つける。
じゃあどういう指標でどういう目標を達成したいかという目星をつける。
最後にそれに合った練習を共有して行う。
そういう流れです。
もし僕が練習内容のレイヤーだけ戦おうとすると、ただのCくんが増えただけになってしまうと思います(笑)
何とかしてこの無駄なミーティングを早く終わらせつつ自分の意見を通そうかと考えるならば、AくんとBくんの主張を「なぜなぜ」で抽象化してどの段階で意見が分かれているのかを把握してあげる必要があると思うんです。
もし仮定の部分は一緒だけど、指標や目的の部分の認識がずれていて、やるべき練習が違うと考えてしまっているなら、まずは指標や目的の部分の認識を合わせないと永遠に議論を完結しないと思います。
それがさらに上の、データから導き出せる仮設の部分から間違っているなら更にそこまで戻らないと議論は行ったり来たりします。
グループディスカッションとかで壊滅的な結果になっている班は基本的にこれが起こっていると思っています。
この根本さえ合わせてしまえば実は言っていることは一緒だったり、目的が一緒なのに達成の仕方が少しズレてしまっていたということも多くあります。
なので、もし僕がここに練習③をねじ込みたかったらAくんとBくんが仲違いしてしまった段階まで、お互いの意見ので元をたどってあげて、2人の意見が分かれた部分で議論をして、その段階から③に持っていけるように種まきをすると、そういう手段を取ると思います。
(これでは手段が先に来てしまっているので、正しいメニューの決め方とは異なりますが、あくまで例として、意見をねじ込むときの話をしました。)
ちなみに、こういう例え話も、結局はタイトルにつけた「抽象化でさかのぼれば思考の原点が見えてくる」という考えを具体的な例として出したものになっています。
この例の部分は冒頭にも書きましたが、就活でもかなり使ったエピソードになっていますので、やったことない人はダメですけど自分もそういう経験あるよそういうことを考えたことあるよっていう人は積極的に発信して言っても面白いのではないかなというふうに思います。
〇最近良く出会う場面
よく会社の上司に意見を出したり提案書のレイアウトとかを自分好みにしたい時にも、こういう考え方や話し合い方を使っています。
僕の中の仮説では、そういう提案が一回否定される時って「何考えてんねんこいつ」ってなっている状態だと思うんです。
なんで僕自身がどういうふうに考えてこうしたいのかを、上司が考えている論理の構造と自分の考えている論理の構造の中で意見が分かれた層まで遡って、そこから説明するというふうにすると、途中まで上司自身の意見と一緒の部分もあるのでそれ以降のしょうもない葉っぱの部分は割とどうにでもなることが多いなと感じています。
(経験論)
ここで大事なことは自分の提案が通る通らないではなくて葉っぱの部分の指示の部分だけ聞いて満足するのか、それともその元のぶぶんで考えていることまで、まるっと捉えて上司と議論をできるのか。
仕事をする上で対等に扱ってもらえるように、すごい大事にしていることです。
〇お笑いと抽象化
何だか固い話だなと思ってしまう人もいるかもしれませんが自分たちに身近なもの特に関西人として二例が挙げられると思っていてそれがものまねと例えツッコミです。
ものまねも、その真似したい人の発言や声のトーン・空気感を自分の記憶の中から集めてきて、その中で特に色濃く出てくる共通点をしっかり押さえてあげれば似てくる。そういう考え方だと思います。
特に「とんねるずの細かすぎて伝わらないモノマネ」が僕は大好きなんですけど、ああいうところで優勝する人は、「真似したい人の概念」から取ってくる「共通点」の目の付け所が天才的だから残っていると、そういうふうに感じます。
そこ着目するか~!みたいな人がめちゃくちゃ面白いし、設楽さんがしっかり気づいて解説してくれるんですよね。
例えツッコミも同じようなことで、何か面白いボケが出た時に、そのボケがどういう間違いを犯していて面白いのかを瞬時に判断して、同じようなギャップの具体例をツッコミとして返してあげる。
そういう作業だと思っています。
(完全に雑談と個人的な考察)
前々回のM-1で東京ホテイソンのネタを見たオール巨人師匠が「ツッコミはお客さんの代弁者」やというコメントで厳しめの点数をつけたというのが記憶に新しいですね。
私たちが芸人さんのボケで笑うのは
「本来であればこうあるべき」だという自分の中の正解に対して、芸人さんがボケて違う答えを出してくる。
そこのギャップが面白いので、そこのギャップをツッコミが代弁して、明確化することによって、笑いが生まれる。
とそういう原理だと思ってます。
うまいツッコミはこのここが間違ってるんじゃないかなと言うツボを押すのが的確でタイミングもバッチリという二つのポイントがカケ合わさってできているんじゃないかと個人的には思います。
これをお客さんがギャップに気づいていないタイミングだったり、お客さんがまだどこが間違っているかという答えを出せない内にツッコミで気づかせるというようなツッコミがあったり。錦鯉さんが最終決戦でやったみたいにお客さんの期待をあえてスカすような突っ込みだったり色んなツッコミがあるのはさておいて。。。
あのネタの構造だと、ボケの部分で何が間違っているかが、お客さんにわかっていないので、ツッコミが面白い単語いっているという事実で笑ってしまっているという構造になっていると判断されたのかもしれません。
掛け合いと言うよりはツッコミ側の語感の良さで笑わせてしまっているので、漫才のボケとツッコミの掛け合わせという部分からは離れてしまっていると判断され、ああいう批評になったんじゃないかなと個人的には思っています。
ド素人やし、知らんけど。(逃走)
〇さいごに
余計な話と自分の話ばかりになってしまいましたが、細かい内容やちゃんとした内容はメモの魔力に載っているので、お金を出して買ってください。。。
ただこういうしょうもない例を通して、特に就活生の方に具体化と抽象化ってこういう風に使えばええのかもね。そういうイメージを掴んでいただければ嬉しいなぁ、というふうに思います。
この次に書く予定の構造化の部分の方が正直使えるんですが、その話をする前には具体化と抽象化について話をしないといけないなと思ったのでこの記事を先に書きました。
ただ真面目に書くとその辺のブログのただの劣化版になってしまうので、個人的な意見をもりもりにして記事として出すそういう部分で差別化を図っているつもりです。。。
結果として良いブログになったのかつまらないブログになったのかは皆さんの判断にお任せしますが今日はこんなところでおしまいにします!
ではでは。
【就活】「セルフブランディング」で徹底的に「自分」を練り上げろ!就活ガチった新人営業マンが好き勝手書くブログ
〇この記事を読む前に
関連する「強み・弱み」シリーズの記事の紹介
この手の話題はおそらくこの記事が一応最終になります。
この記事の前提部分が書いていたりしますので、併せてどうぞ
1つ目
2つ目
〇はじめに
ハーイ、どーも。スナギツネ営業マンでーす。
いつも読んでいただきありがとうございます。
すこし僕自身の話にはなるのですが、実は趣味で就活の相談を、なんなら就活中からずっと受けていて、たぶん人数的には50人以上はしっかり話合いました。
多いときは1週間に1回は面談して、1年間ずっと並走し続けた子が、まともなESも書けなかったところから某財閥系商社に内定しましたと電話くれた時には自分のことのようにうれしかったですね・・・
そんな中で自分なりに見つけた考え方だったり、ノウハウだったりをできるだけ「自分の言葉でわかりやすく形に残してみたいな」と思って、これから就活をする後輩に向けて記事をコツコツ書いてみています。
前回の記事みたいになりますけど、この記事のコンセプトは
何の立場も肩書もない新人営業マンが
人事とかも全くやったことないのに
自分の言葉(関西弁)で
好き勝手書く
ですので、突拍子もないことも書いていたりしますが、その辺は暖かく見守ってくださいね。
そんな記事ですが思ったよりいろんな人に読んでいただけてとても嬉しいです!
windowsの音声入力のおかげもあって毎日4000~5000字の記事をあげているところなんですが、こうやって自分の頭の中のことを整理してアウトプットするっていうのは普段使わない脳みその部分を使っている感じがして、とても楽しいです。
最近感じたこととしては、社内であるプロジェクトに参加していて、そのタスクフォースのチームに「一度こういうプロセスで新規なプロジェクトを考えていくべきじゃないですか?」みたいな提案書をこっそり作っていたのですが、明らかに作るスピードが速くなりました。
ので、皆様もぜひ日記でいいので、文章を書く癖をつけてみてください。
マージでおすすめです。
あと、ちょいちょい応援のコメントや、面白そうなことやってるやんと言ってもらえて正直に嬉しく思っとります。
これからも就活に関わることオンリーになるかわかりませんが自分の頭の整理もかねてその日見つけたこと自分の頭の中で考えたことを発信していこうと思いますので根気強くお付き合いください。
〇本日のお話
で本日書く内容なんですが、題名にある通り
「セルフブランディング」(っぽい考え方)を用いて「自分」という存在を徹底的に練り上げていこう
というお話です。
最近、呪術廻戦0という神映画を世に出した呪術廻戦風に言うと、自分の「魂の輪郭」を意識しようということです。
ハンター×ハンター キメラアント編の再来かと思ったんですけどねぇ。。。
いまやヒロアカの方が面白いですよねぇ。。。
これだけやったら何言うてんねんと言う声が飛んできそうなので、ゆっくり解説して行きたいと思います。
ようするに就活の軸じゃないですけど、
自分自身を形作る、相手にわかってほしい重要な要素をしっかりと自分自身で自覚しておけば、例えば面接で受け答えに困る質問が来ても、その軸に沿って答えられるし、話すべきエピソードも自然と決まってくるので、どの手札を切ろうか迷う脳のリソースを例えば、話す内容の届け方を考える方にもっと割けるよね?
と考えて、セルフブランディングを実践していくのはどうですか?という話です。
〇ブランディングとは何ぞや?
よくマーケティング論で出てくるブランディング。皆さんもブランドと言う言葉ぐらいは聞いたことがあると思いますじゃあブランディングってどういう意味かをおさらいしておきましょう。
(以下、みんな大好き ウィキペディアから引用)
ブランディング、またはブランドマネジメント (英: branding, brand management)は、ブランドに対する共感や信頼などを通じて顧客にとっての価値を高めていく、企業と組織のマーケティング戦略。
ターゲット市場におけるブランドの現状認識の分析から始まり、ブランドがどのように認識されるべきか計画し、計画どおりに認識されるようにすることが目的である。認知されていないブランドを育て上げる、あるいはブランド構成要素を強化し、活性・維持管理していく手法でもある。
ここでいうブランドとは高級消費財に限らず、その対象としては、商品やサービス、それらを供給する企業や団体のほか、人物・建築物・史跡・地域 ・祭事など、あらゆるものが該当する。
要するに就活生に置き換えるならば、
自分自身の現状認識を行って、自分自身がどういう風に見てもらいたいか・自分自身をどういうふうに伝えるべきかっていうのを考えて、それが思うように伝わるように戦略を立てていく
というのがブランディングかなぁというくらいの認識で結構です。
〇身の回りのブランディング事例と関西人
例えばなんですけど、高級チョコレートの箱ってめっちゃしっかりしてるじゃないですか?
あれって箱にお金をかけてしっかりしたものを使うことによって、
「あ、やっぱりこのチョコレートってこんな良い箱に入ってるんだから、高級品なんだ!おいし~」
と思ってもらえるようにするための戦略やと思うんです。
たぶん実際そう。
たまにあると思うんですけど、明らかにブランド料がのってるなぁ、もっと安く作られへんのかいな。というものがあったりするじゃないですか?
関西人モロ出しですが。
もちろん原価だけの話じゃなくて職人さんの手間や技術にかかるお金もあると思うんですけど、ああいうブランド物が高く売れるのって、結局そのブランドがそれぐらい価値を出してでも買うべきブランドというふうに見てもらっているから、あれぐらいの値段で売れるんですよね?
もし、そういう高いブランドが僕たちが手軽に手が届くぐらいの値段にまで品質も下げつつ、値段を下げてしまったら一時的には売れるかもしれないんですが、もともとそういうそのブランドが好きだった層はほぼ確実に離れていくんじゃないかと思います。
というように理解してもらえば結構です。
〇じゃあ、就活でどないして使うねんと
少し話がそれてしまいましたが就活の話に戻しましょう。
とにかくやることは、
自分自身がどういう風に相手に認識してもらいたいかを、しっかりと確認して、それを頭の中に置きながら話していくということです
読み終わったらわかってもらえると思いますが、
自分自身のブランドを常に頭に置きながら話すって逆にしんどくないですか?
と思われるかもしれません。
ただやって見てもらうとわかるんですが、やっぱり何かしら自分のブランドなどを目的において喋るとかなり楽なんですよね。
〇就活あるある「答えのない質問に惑わされる」
例えばなんですけど、
就活で変わった質問されて受け答えができなかった~。ぴえん。
みたいな話をよく聞くじゃないですか?
例えば「あなたは例えると何色ですか」とか「動物に例えるとなんですか」とか、そういう正しい答えのない答え質問に対してどう答えていくかがいい例だと思います。
ここで何も考えていないとやってしまいがちなことは、
まずどの色にするかを悩んでしまってウダウダしてしまう。
次に色を答えても、その話の中で何を話したいかきまっていないので、またウダウダしてしまう。
最後に、動物に例えるとって聞かれたときに↑を繰り返すだけじゃなくて、一番最悪なんですけど、何色ですかと動物の質問で真逆のことを言ったり、つじつまが合わなくなってくる
というようなことです。
こういう風に、その場その場でなんとか対処しようとして考えてしまって、結果「自分としての筋」が通らなくなってくるということが割と世の中では起こっているんですね。
また、前の記事であんだけ伝え方の重要性についてお話してきましたが、こんな状況だと答えを返すことに必死になってしまって、受け答えのラッピングなんてできていないのが普通だと思います。
こんなこと私はしないよ!とか、それはさすがになめすぎやろう!と思う方がいるかもしれません。
そんなあなたは優秀。素晴らしい。
じゃあ、15分とか30分ある面接で受け答えが何回もあってその中で筋が絶対に通らなくならない!私は絶対につまらない!という自信のある方が世の中に何人いる?いねぇよなぁ?という話です。
ちなみに僕は東京リベンジャーズ読んだことないですが、ヤンキー漫画は大好きです。
今度ヤンキー漫画についての記事でも書こうかしら。サムライソルジャーとか。
渋谷一二鬼衆がマジでかっこいいんですよ。渋谷の柔道王 吉田とか。。。
また、その場で一問一問にはうまく答えられても、後で面接官側が振り返った時に
あいつっていろんなこと言うてたけど、どういう人間やねん
となってしまうと、元も子もありません。
そうなってしまう面接官もどうやねんという議論はおいといて。
おらんと思うけど。
ただ、適当に投げつけておいておまえが勝手に理解しろっていうのはあまりに不親切じゃないですか。
結局、面接とかリクルーターとの面談は会社のことを知るというのも、もちろんなんですが、自分自身をしっかりと知ってもらうことが最重要だと思いますので、それに向けた戦略を立てていくべきなのは明らかだと思います。
そのために僕がやってきたことを書きます。
〇「俺はこういう人間」だから・・・で面接官ごと貫く
もうネタバレしているかもしれませんが、やるべきことは、
前回記事のように作った自分自身の強み弱みを「自分のブランドイメージ」として頭において、それを面接官に伝えるために今日は受け答えをする!そういう意識を持って面接に臨む。
それだけです。
しつこいですが、これまでの記事
どういうことか。
例えば僕が「バイタリティがある」という自分自身のブランドイメージを今日の面接で伝えないといけないとなれば、
何かエピソードを話せと言われたときには体育会の部活のエピソードを話しますし
色を選ぶと言われれば赤を選びますし
動物を選べと言われれば、多分僕はゴリラを選ぶでしょう。
逆にわたしには論理的思考力がありますということをブランドイメージとしておいた場合は
エピソードは理系の大学院での研究の話をしますし
色は青を選びますし
動物は例えば広い視野という面でキリンを選んだりするでしょう。
こうやって自分の中で伝えたいこと=目的を持っていればそれに沿って話すことはすごい簡単になると思います。
こういう単純なことを大事にしましょうよということです。
〇ブランディングの圧倒的効果
これのいいところが何かというと主に2つあると思ってまして
①受け答えがどれだけ重なっても筋が通って、相手からしたら話がわかりやすい
というところです。
これに関してはもう説明不要だと思いますが、自分自身のブランドがより単純明快に伝わりやすいということは、面接官にも私自身のことがよくわかってもらえるということにつながりますし、結果それが私に対する信頼に繋がって、いい結果につながっていくと。。。そういう考えです。
もう一つは先ほども出しましたが、
②どういう話をするか悩んでいるところに使っていた脳みそをどれだけ分かりやすく相手に伝えるかどれだけ気持ちを込めて話せるかという話のラッピングの部分に使えるようになる。
ということです。
結局その人の脳みそが同時に考えられることって限りがあるので、できるだけ簡略ができる部分は簡略化して行くというのがいいと思います。
自分自身もよく仕事でわ自分の脳みそを考えることに使いたいので覚えておかないといけないことは自分の脳みそで覚えておかずに、どんどんタスクマネージャーに落としていくということをやっています。
特に就活の場面なんて緊張してさらに力を発揮しづらい状況だと思いますのでこういう小さなコツはより大きな成果を生み出しやすいと思います。
〇スナギツネ就活の例
ちなみになんですけど、僕はその日話したい内容でネクタイの色を若干変えていました。(笑)
これが面接官に伝わるかというとかなり怪しい部分ではあるのですが、自分自身で鏡を見る時に、「あ、今日はこういう話をしないといけないんだな」という確認もできていましたので、個人的には良い試みだったと思います。
はじめは体育会の話しかしていなかったので赤のネクタイが多かったんですが、途中から理系の話も織り交ぜて「バランスの取れている人材」であることをアピールしたかったので赤と青ネクタイをつけていました。
案外、デザイン論を学んでいると、色の印象ってバカにならないので、社外の方向けの提案書についてはかなり色味も意識していますが就活にも使えるんじゃないかと思いますので紹介します。
要するにこれぐらい自分のブランドイメージを徹底して自分を練り上げた状態で相手に向かうという覚悟を持ってほしいということです。
私の例でいくとブランドとしては前回の強みのまま
・熱量:体育会出身で関西大会優勝経験あり
・論理的思考力:国立大の理系院生
・人柄の良さ:後輩育成が好き、福祉系のバイト
をすべて兼ね備えている人間でっせー!!
を軸に戦略を組み立てており、エピソードや受け答えもこの3つをまんべんなくちりばめるように話してしていました。
逆にこの3つ以外の印象を与えるようなことは極力避けるように意識しながら受け答えをしていたと思います。
就活ノートに何度も書いてあったので、たぶんそうだったんでしょう(笑)
採用されてからあることがきっかけでそのとき採用を担当していた人事の方から「どういう面を評価されて採用に至ったか」というフィードバックをもらえる機会がありましたが、その内容が
・熱量に溢れ、非常にヴァイタリティがある。
・明るく愛嬌もあり対人能力が高く、相手の気持ちを考えることができる。
・地頭も良いが、ムードメーカーの側面もあり、全体としてのバランスが良い。
と返ってきていたので、僕自身としてはかなり自分自身で狙っていたブランドを相手に理解してもらうことができたと思っています。
〇何事もやりすぎは良くない
ただこれをやる時に注意点が2つあります。
1つ目は強みの部分もそうなんですけど、
多すぎても少なすぎてもダメ
というところです。
やっぱり一つだと他との差別化が難しいですし、またその話かいな。となってしまうような気がします。
体育会ごり押しだと暑苦しいでしょ?(自戒)
逆に多すぎると、それこそ自分の軸がブレてきますし、話したいことをすべて話せるかもしれませんが、相手の中で整理してもらえるかというと難しいので、最低2~最大4ぐらいで納めるのが一番いいのではないかと思います。
2つ目は
そうでもないくせにそうであるように振舞うこと
です。
皆さん、一度、セルフブランディングでググってみてください。
サジェスト検索のところに「いたい」って出てきます。
世の中この自分のブランディングを間違って使ってしまっている人が非常に多いです。特にビジネスアカウントとか。。。
かなり自分にブーメランになるような気がするので血を流しながら書きますが、自分がやってないことだったり、そうでもないのにそういうブランディングをしてしまうと、ブランドと実際の製品がこっち分に差がありすぎてただの胡散臭い奴になってしまうんです。なんで自分の責任が取れる範囲でやるのをおすすめします。
〇おわりに
さてここまで書いてきて、皆さんに「自分で自分をブランディングすることの大事さ」と「私が結構漫画好きなこと」は伝わったでしょうか?
後者はどうでもいいですが、前者に関してはかなり有効な考え方だと思いますので、ぜひ参考にしていただければ嬉しいなあというふうに思います。
この記事は多分最後まで書くと7000字ぐらいになるんですが、こうやって書いていく中でなんとなく自分自身のスタイルも出来てきましたし、どういうものを書いている時が一番楽しいのかということも分かってくるようになりました。
正直、急に、就活ブログを始めるってなってかなり不安な部分があったんですが、やってみれば、一応今のところ問題も起こっていないので、これからもそれなりに書いていこうと思います。
〇はじめに の部分でも書いたんですがこうやって「自分の思っていること」や、「もっている情報を発信していくこと」って、基本それなりに恥ずかしいんですけど、その恥ずかしさを超えるぐらいの価値の経験値が得られるといいなあと個人的には考えています。
書いている内容自体は正直、就活生にとっては役立つことだと自負しています。
そうであってくれ。
まぁ、あくまで趣味の一環として、本来評価されるべきなのに自分の見せ方がわかっていなくて、なかなか評価されない就活生(特に体育会に多いんですけど。。。)が真っ当な評価を受けられるようにこういう情報を発信し続けたいと思います。
ホンマに7000字いきそうなので、今日はこのへんで
スナギツネ営業マンでした。
【就活】強みの「伝え方」と「ポジショニング戦略」で就活強者を倒す!就活ガチった新人営業マンが好き勝手書くブログ
〇前回記事
今回の記事に入る前に読んでね!前提が崩れるよ!笑
〇はじめに
ハーイ、どーも。スナギツネ営業マンです。
今回は、前の記事で書き切れなかった「セルフブランディング」の就活での使いかたについて書いていこうと思っていましたが、そこに行くまでにもう少し前提を合わせておかないといけないことがあるので、今日はそのお話です。
分野でいうと「デザイン論」と「マーケティング論」になるんですかね?
(メインで説明したいことの関係上、直接的にはかかわりがありませんが、どんな話に似ているかな?と考えたときには、これに当たるかなと思うんで書きます。。。)
この記事に関しては就活を終えた方でも少し役に立つブログかと思いますので、ぜひ読んでいただければ幸いです。
就活という単語を営業だったりプレゼンだったりに置き換えてみれば応用が効くような内容になっていると思います。
この辺からはかなり一般的というよりは「ホンマかそれ」みたいな話が混ざってきますので、あくまで一個人の考え方・尖っていた就活生時代に培った産物だと思って読んでいただければ幸いです。
〇今日言いたいこと
お約束通り今回も結論から書きますけど、今日持って帰ってほしいことは以下の通りです。
①相手が感じる人の魅力=その人の生き方×伝え方
②何かひとつで1万分の1になるのは難しくても、100分の1になれる強みを3つ掛け合わせれば100万分の一には届く
〇魅力的な学生を仮定しよう!(大前提)
こと就活において、人事の目線から「この子ほしいなあ」「この子光るものがあるな」と思ってもらえるような就活生って、どんな就活生何でしょう?
少なくともただ大学を卒業したような何の個性もない就活生よりは、
光るもの=何かその人独自の特徴(強み)がある
そういう就活生が目に留まるんじゃないかと思います。
では、その強みは生まれた時から身についているものなのでしょうか?
答えはNoだと思います。
だって、生まれた時は、皆すっぽんぽんの赤ちゃんで生まれてきて、同じように泣き叫ぶだけなので。
正直どの赤ちゃんを雇っても一緒だと思います。(笑)
では光るものがある人は何をもってして輝いているのでしょうか?
僕はその人が経験してきたこと、すなわち、その人の今までの生き方が特徴になるんじゃないかというふうに思います。
(性格なんか生まれつきちゃうと言う人がいるかもしれないですが、ある程度の個体差はあっても結局は家庭環境だったり何かしらの経験によって変わってくるものだと思うので、そこも含めて生き方による差だと無理やり丸め込んでおきますね)
〇じゃあ今までの生き方がすべてなのか?
そんなの自分が経験したことなんか今さら変えれないじゃないか!と思う人もいるでしょう。
その通りです。
これに関しては何も変えられませんので後悔している方は過去の自分を恨んでください・・・
これから頑張りましょう!
で、ここで経歴を盛ることはできなくても、
じゃあ、これまですごい経験をしてきた人に勝てないか・・
というと決してそんなことはないと思います。
皆さんもなんとなくイメージつかめると思うんですが、
どんだけものが良くても届き方が悪かったらどうしようもないと思うんですね
例えば、誕生日プレゼントとかでものすごいいいものをもらっても、それが激安店の袋に入ってたら台無しじゃないですか(笑)
逆にちょっとしたプレゼントでも、特別な日に相手が頑張って包んでくれたようなプレゼントだったら心が動くと思うんです。
何度も言いますが難しく考えず楽に考えていきましょう。
〇伝わる魅力=その人の経歴×見せ方
ではここからは、
今、自分に備わっている経験・経歴を、いかにして魅力的に伝えるか
その戦略について考えていきましょう。
これ次第で素晴らしい経歴を持っている人もそれだけの人間になってしまいますし、逆にずば抜けてこれがすごいと言うところが無い人でも見せようによっちゃ、とても魅力的な人間になれると思います。
ただ繰り返しますが0に何をかけても0なのであくまで学生時代になんかしら頑張ってきた人に対象は限られてしまいます。
僕がこういうブログを書いているのも、頑張ってきた人が見せ方で損しないように。
もしくは、もっと輝けるようにという願いを込めて書いているので・・・
〇受けとり手を熱くさせる「ライブ感」
上記では経験・特徴(=強み)ということで書いてきましたが、いったん整理しまして、ここからは
経験から自覚できる(もしくは想像できる)特徴を強みと呼ぶ
ということにしますね。
そっちの方がわかりやすいし、前回記事ともつながりがいいので。
整理したところで、ではこういう経験や強みを魅力的に伝えるにはどういうことを考えればいいのでしょうか?
僕自身でずっと考えていたのは題目の通り、「ライブ感」だと思います。
極端な例ですが、例えば、
塾のバイトでバイトリーダーをやっていました。うまくやってこれたので、私には人をまとめる力があります。
と言うのか
塾のバイトでバイトリーダーをやっていました。が働くにあたって、ひとりひとりのバイトがイキイキと仕事ができているかは常に気にしていました。生徒と向き合うことが仕事ではありますが、いい職場環境をつくっていくのがリーダーの仕事だと考えていたため、仕事の合間に積極的にコミュニケーションをとって・・・
というような説明をするのかで、まったく伝わり方が違うと思います。
書き方はどうであれ、後者の方が
相手がその状況を想像しやすくなる
のはわかりますよね?
また、
そういう状況の時に自分がどういうことを考えてどういう行動をとった
という部分が伝わります。
ここを伝えることが、特に自分の強みを相手に届けるときに大切なのではないでしょうか?
すなわち、自分が強みを見つけた経験を、相手にもその場に立って経験してもらえるように伝える(ライブ感)というのが大事になってくるのではないか?
と私は考えます。
なぜでしょうか。
それはその人が思う自分の強みというのが結局、相対的なものでしかないためです。
例えば、何キロの重みを持ち上げられるとか百メーターを何秒で走れるみたいな数字で表せられる強みではなくて、人をまとめられるとかリーダーシップがあるみたいな強みっていうのは計測不可能だからです。
なので一番わかりやすい方法としては相手が同じ状況の時にどういう行動をするかを考えさせて、そこに
お前や一般人と違って、私はこういうことを考えてこういう行動をしましたよ!
これって強みやろがい!
というのをぶつけることでそこに相対的な差を自覚させるというのが一番伝わるんじゃないかなと思います。
〇ライブ感を活かした漫画の面白さ
こういうライブ感をうまく使って受け取り手を楽しませているのが漫画だと思います。
なんで私たちは漫画のキャラクターに共感して涙を流したり胸が熱くなったりするのでしょうか?
あるあるだと思うんですが、主人公が何かを決断する時、その前に何かしら私たち読者に近い視点で思考するキャラクターの前ふりがあることが多いです。
「ここまでやれば大丈夫だろ」「やったか!?」「もうあきらめるしかないよ・・・」「もう逃げようぜ?」などなど
そこに対して主人公が自分の信念に沿った思い切った行動をすることによって、私たちの心が揺さぶられます。
こういう主人公の行動を際立たせるために、
この場にあなたがいたらこの前フリのキャラみたいな思考しますよね
とキャラの言葉や思考を明らかにして、誘導する。そういうテクニックが使われている漫画はとても多いです。
ちなみにワンピースでいうとナミが前フリやりがちです。ドラゴンボールのクリリンとかピッコロは完全に常識人(読者)側です。ダイの大冒険なら初期のポップとか完全にこれですね。
その世界で常識のあるキャラはだいたい読者側のセリフ吐きがちなので今度読み返すときに注目してみてください!
こういうキャラが男気見せたときも感動はしますよね(笑)
〇世の中には心を動かすテクニックがあふれている
急にどっから出てきたかよく分からない新人営業マンが「ライブ感」「ライブ感」というから、それって本当に効くの?と思う方いるかもしれませんが、皆さんが大好きな漫画でもよく使われているということは、それがある程度有効だからやっていることだと思います。
就活だから・ビジネスだからとかいう固定観念にとらわれず色んなところからいい部分をパクって自分の見せ方を考えていくという事を常に考えるべきだと思います。
僕は就活の時からマーケティングに興味があってよくマーケティングの勉強をしていたんですが、読んだ本の中に
常に世の中にアンテナを張っていることの大切さ
が書かれていました。
自分がなんとなくしている行動やなんとなく心を動かされたことに対して、何でそれが起こったのかを深く分析すると世の中でバズっているコンテンツにもそれぞれ要因があって、そこから学ぶべきことがすごく多いと感じるようになりました。
「この漫才は何でめちゃくちゃ面白いんだろう」とか「この曲いいなと思うけど何がそんなにいいんだろう」とかそういう目線で物事を見始めると、かなり世界の見え方が変わる気がするので意識して取り組んでみてもいいのかもしれません。
〇100分の1の強みでいいので3つ掛け合わせることで、とんでもねぇやつにも勝てる・・・はず
ここまでにかなり文字数を浪費してしまいましたがやっと本題の2つ目に入ります。
就活時代のことを思い出してみてほしいんですがほかの就活生と横並びに待ってスタート切る中で自分の立ち位置は、どういうところにあるんだろうと考えたことはありましたか?
例えば私はゴリゴリの体育会系です、とか私は論理的思考力に優れているキャラですとかそういうポジショニングについてのお話です。
まあこのキャラみたいなところがここまで長々と書いてきた強みにほぼ一致するんですが、先ほども言った通り強みっていうのは、結局一般人に比べるとどうかなので上には確実に上がいます。
例えば僕の例を挙げますが僕の強みとしては一言で言うと下の3つを載せていました。
・熱量:体育会出身で関西大会優勝経験あり
・論理的思考力:国立大の理系院生
・人柄の良さ:後輩育成が好き、福祉系のバイト
なかなか自分でもがんばっていたなと思うんですがこの強みと経験に対して上を見て行くとどういうことになるかというと
・熱量:体育会出身で関西大会優勝経験あり
→全国優勝とかプロ注目選手の方が上やん。
・論理的思考力:国立大の理系院生
→まともに研究もしてないし、東大生にはかなわんやろ。
・人柄の良さ:後輩育成が好き、福祉系のバイト
→海外に学校を立てたり、ボランティア活動してるやつもおるで。
となるわけです。
じゃあ強みのうちのひとつで勝負して、自分よりさらに強い奴がきたら、もうそいつより活躍するのも諦めないといけないのかというとそうでもないですよね?
就活時代の僕は
体育会で理系院生で福祉のバイトをして来たやつって、どんだけいます?多くはいないですよね?
というスタンスを貫きとおしました。嫌な奴ですね。
ただ100分の1の強みを3つ掛け合わせることによって、自分の特異性を見出して、それを相手にも共有することで「こいつ実はすごいんかもしれん」と思わせるように頑張っていました。
歌って・踊って・演技もできるグラドル くらい欲張ってました(笑)
ただ少なくとも一年に排出される東大の理系院生の数よりは少ないんじゃないかと考えていましたし、仮にそれより多くてもかなりのレアキャラになるんじゃないかと思います。
〇モノが飽和した時代の生存戦略
こういう自分で自覚している強みが複数ある方はそれを掛け合わせて戦っていくのが良いということです。
僕自身はじめは体育会という軸だけで勝負を挑んでいましたが、その土俵で馬鹿正直に戦う必要はなくて。
むしろ自分だけのポジションを作ってそこを相手に押し当てて行く方が聞いている相手の反応が良かったのでそういうふうに変えていきました。
就活ではないですかよくこういうポジショニング戦略のお話に出てくるのはワンダのモーニングショットです。
コーヒーって昔からいっぱい種類ありますよね。
で、各企業が例えば「ものすごく美味しい」とか「値段が安い」とか、そういう昔からの価値基準でポジショニングを取ってシェアを奪いあっていたところに、皆様お馴染みの「朝専用」と言う要素を掛け合わせて新しい立ち位置を作ったと言うのが事例としてよく挙げられます。
こんなイメージで理解していただければと思います。
ここまで素人ながらに書いたポジショニング戦略や100分の一を掛け合わせる話は、マーケティングの勉強をしていると必ずと言っていいほどよく出てくるのでぜひ少しでもマーケティングに興味を持った方は本を読んでみてください!
〇謝罪
前のブログかその前のブログぐらいからずっと「セルフブランディング」の話をするぞ!と宣言していたにもかかわらず、文字数の関係で結論の部分は次に回すことになってしまいました。。。。
誠に申し訳ございません。
ただ、ここまで割と丁寧に前提合わせができてきたので、「やっと書ける、やっと書けるぞ!」と自分自身すこし安心しています。
こういう就活とか自分の見せ方の話とかマーケティングの話とかって密接に関わっているので、この話する前にはこういうことをわかって聞いてほしいなあ。こういう考え方を持っていてほしいなあ。ということを列挙すると大変な文章量になってしまうというのを、ブログを書き始めて気づきました。
ただここまで続いてきた「強み・弱み」に関する話は一旦はラストにしようと思います。
するする詐欺して申し訳ございませんがもう少しお付き合いください!
スナギツネ営業マンでした。
【就活】「強み・弱み」で面接官を操れ!就活をガチった新人営業マンが好き勝手書くブログ
前回の記事
(自己分析のモチベーショングラフについて書いた内容になります)
ハーイこんばんは
スナギツネ営業マンです
〇日頃のお礼
記事の内容に移る前に
まず皆様にお伝えしたいことがあります。
なんとこれまで書いた二つの記事が
合計で200 pvを達成いたしました!
ありがたいですね~
これなら目標の月間2000pvも達成できそうです。
感想やコメントをくださった方ありがとうございました!
前回のブログの反省を生かしまして、これからさらに思想むき出しで書いていこうと思いますので、温かい目で見守ってくださいますと幸いです。
完全に人事とは逆側の立場に立って、就活生を無理やりねじ込む側の視点で書きます。(笑)
〇今日は何を書くかというと・・・
で!今回わざわざ前回からの体裁を崩してまで本気で書きたかった内容なのですが
自己分析で出てくる自分の強み弱みはどうやって決めればえーねん!
どうやって使えばええねん!
という相談をよく受けますので、私個人のつかいかた考え方を今日はぶちまけて行こうかと思います。
あくまで私個人の考えなので、悪しからず。
今回の内容はかなり就活生さん向けの内容になってますので、
すでに就職されている方は、こんなこともあったなぁくらいで読んでてください(笑)
〇強み・弱みってなんやねん
お約束通り結論から書きますが、
強み・弱みは面接をしてくれている相手(人事の人やリクルーター)に
自分がどんな人間だと思ってほしいか・理解して欲しいか考えながら作ればいい
ですし、使い方としては
面接官に自分の活躍する姿を想像させたり、ガクチカでPRしきれなかった部分を補強する
という方法があると思います。
それでは解説に移っていきましょう
〇面接官と向き合うときに戦略を立てていますか?
まず、この手の話で
私が「こういう視点を持てばいいんじゃないかな」と思っているのは、
面接官の人が目の前の就活生を次のステップに進ませる時、自分自身が納得するための、もしくは次の面接官(たいていは上司など)に説明するための「なぜこの子を次のステップに進ませたか」というしっかりした理由を見つけているはずだということです。
目の前の就活生に「一緒に働きたい」「次のステップに進んでもらいたい」と判断する時に、「なんとなくで・・・」と説明するような面接官やリクルーターは多分いないと思いますし、いたらかなりヤバイと思います・・・
何かしら面接の中でこの子のどういうところを見て一緒に働きたいと思うか。次の面接に進んでほしいと思うか。
そういう理由を探しながら話しているというのが実際のところではないでしょうか?
じゃあ、時間を割いて自分と今向き合って話をしてくれている人にどういう情報が与えてあげればいいかというと、相手に自信を持って判断してもらえるように、理由をこちらからギブしてあげる+人柄をより積極的に・素直に伝えることによって
「私はこの就活生をしっかりと理解しているし、この就活生は~~~という理由で一緒に働きたい」
と判断しやすいように、こちらから仕向ける必要があると思います。
という前提でお話をしますね!
要するに、あえて冷たい書き方をすると
自分のことを理解(した気にでもいいので)させる
+上げる理由(活躍している姿)を考えてもらう
ために面接を使う、という若干クレバーな視点を持っているべきだ
ということです。
もちろん心を通わせる意味合いも面接にはありますが、
論理的に作戦を立てて臨むべきだと思いますし、少なくとも僕はこういう風に考えて
面接に臨んでいたのを就活ノートを見て思い出しました(笑)
〇ただのテクニック論としての「強み・弱み」の書き方
本題に戻りまして、強みの書き方についてです。
さすがに自前でガクチカぐらいは自前で用意できると思うのでそれがある前提で話をしますが、
何か自分自身で力を入れて頑張ったことを振り返ってみた時に、必ず何かしら自分の中で考えたり工夫したことがあると思います。
例えば、
「受験で計画を立てて、自分なりの勉強のスケジュールをキープして大学に合格した」
ことを学チカにするならば、
「強み」はその経験を抽象化して、
「大きな目標に向かって、ただがむしゃらに努力するのではなく、自分なりに計画を立ててコツコツと努力することができます」
というのが強みの一つですよね。
逆に弱みを書きたかったら、この強みに対して斜にかませると出てきそうな弱みがあると思うので、それを紹介するっていうのが一つだと思います。
例えば上の強みは、ありきたりな言葉でいうと「計画性」になるんですかね。
それを弱みに変換してみると、
「物事に対して少し消極なって気になってしまう部分があり思い切って飛び込むということがまだまだ苦手だと感じています」
とかにすると、良くも悪くも筋が通っていてわかりやすいですよね。
これに、そう判断したエピソードと、上記の弱みを改善するためにどういった行動を心掛けているか・何を気を付けるかまでつけとけばOKですわな。
〇説明するときは自分なりの言葉で話すべき理由
ちなみになんですけど、私自身は字数や時間が許す限りは「強み」に関して、「計画性」や「行動力」みたいな、ありきたりな言葉じゃなくて、自分なりの言葉で「〇〇する力」と言うふうに説明するようにしていました。
というのも、
①何回も聞いた言葉だとさすがに面接官がうんざりしているのかもしれないと仮説を立てていた
のもありますし
②自分なりに考えて導き出した感っていうのが、面接官にウケると思っていた
のでそういうふうに説明していました。これに関しては完全に個人的な仮説に基づいてやっていたことなので気が向いたら試すぐらいでいいです。
〇「弱み」で与える印象のバランスを整える
あと僕自身強みの部分はあまり会社によって変えていなかったんですが、弱みの部分は結構会社が求めるような人物像に合わせて使い分けていました。
例えばなんですけど、もうとにかく自分の行動力を押して行きたいときは、猪突猛進感を出したかったんで
「弱みはとにかくどんどん挑むんですけど計画性がなくて遠回りをすることがあるとことです!」
という風に説明していましたし、
結構、人柄の良さを前面に押し出して行きたいなあと思っているときは
コーチの時の経験から、
「本気で怒らないといけない時にも人に起こるのが苦手なんですよね・・・」
というふうに話していました。
どちらも私自身の弱みなんでどっちを出すかという手札の切り方の話になるんですが、こうやって自分が相手に与えたい印象によってちょくちょく使い分けることができるのが弱みなんじゃないかなと思います。
やっぱり強みの部分はガクチカにも似通ってきますし、もう次のブログに書きますが、かなり自分自身のセルフブランディングの軸になってくる部分ですので、なかなか小技に使いづらいんですけど、弱みって、そこまで中心に据えて面接内容を組み立てたりしないので、こうゆう微調整に一役買ってくれるということも知っておいてください。
〇強み×仕事内容で活躍する姿を想像させる
ここまで強み弱みの書き方やその使いかたについて書いて来たのですが、その締めくくりになる「仕事にどうつながっていきそうか・どういうふうにこの子は仕事で活躍してくれそうか」の部分について話そうと思います。 ESに強みを書いている時の最後の一文締めに当たる部分ですね。
ここに関しては、「将来やりたいこと」にも若干関係してくるので、志望理由との関係性や筋の取り方にも気を配らないといけないのですが、
(志望理由には何を書くかについても、どこかで書かねば・・・)
基本的には自分が望んでいる仕事の、具体的な業務や場面について想像して考え、それと掛け合わせて説明するのが一番オーソドックスですし、前提の部分で書いたその子を採用する理由にもつながりやすいのでおすすめかなと思います。
例を挙げますと
僕は基本的にずっと営業職志望で就活をしていたんですが、例えば営業職について就活生の立場で考えられる業務や場面っていうのは、
お客さんに向き合って話を聞く
それを踏まえて提案する
ことだと思います。
これをもとに仮説だてて、
強み:バイタリティ × 場面:お客さまと向き合って話を聞く
→行動力を生かして、お客さまと密にコミュニケーションをとり、泥臭く信頼を勝ち取りながら活躍する営業マンになります!
強み:論理性 × 場面:お客さまと向き合って話を聞く
→お客さまが言語化できていない困りごとを、こちらから言語化しつつ、原因究明を通して解決することで信頼される営業マンとして活躍します。
となるわけです。
平たく書くとこれだけなんですが、大事に知ってほしいのは、
自分の強みがやりたい仕事のどういう場面で活かせて、それによって自分はどういう活躍ができるのか
をしっかりと仮説立てて自分の中で持っておく。
ということが大切であり、もしここまで聞かれなかったとしても、ちゃんとこういうイメージを持っているかどうかで強み弱みの受け答えに関しても深みが変わってくるということです。
〇テクニック論と戦略性も面接官の前では丸裸
ここで勘違いしないでほしいんですが、私自身テクニック論というのは大嫌いです。
というのもテクニックを先に知ってしまうと、「なぜそのテクニックが生まれたかという本質を見落としがちになってしまう」からです。
あと、テクニックがありふれてしまうと、個人個人の個性が消えるような気がしてしまうのでテクニックのはあくまでそういう技術として割り切って知っておくぐらいの捉え方がいいと思います。
あと、だいたい付け焼き刃のテクニック論は見破られます。(笑)
僕がいま、自信満々に書いている戦略的な面接の運び方だって多分見破られると思うんですけど、テクニック論と違ってこっちに関しては、自分なりに仮説を立ててやっていることなんで、何なら見破られた方が「こいつは仮説を立ててこの面接に臨んでいる」と知ってもらえるので、それはそれで美味しい気がします。
結局のところ、ばれる・ばれない・うまくいく・うまくいかないに関わらず、頭を働かせて、戦略性を持って面接に挑むというのが大事ですし、就活の醍醐味の一つでもあると思います。
繰り返しになりますが、もちろん会社に対する熱い思いや、実際にあった社員さんとのエピソードみたいな心で会話する要素があって、初めて皆さんが経験するような就活になるのですが、こんなことを書いていると、もっかい就活したくなってきますね。
(個人的には楽しみつくしたので)
また今度ブログで書きますが、こういう論理面と感情面を掛け合わせて目の前の人を動かすということも私自身コーチングから学んだので今度ご紹介しますね。
〇ただの「強み・弱み」を戦略性と希少性の面から「セルフブランディング」に昇華させよう!
(次回予告)
皆さんお気づきかもしれないですが、今日の記事は気合を入れすぎてすでに4000字を超えてしまいました!
なので引っ張りに引っ張ってしまいますが、「セルフブランディング」のことについては次の記事に回そうと思います。
とりあえず大前提として、今日の内容で強み弱みの簡単な作り方やその使いかた、面接をはじめとした就活の戦略を立てる楽しさについて書きましたが、次の記事ではより実践的な使いかた考え方について書こうと思います。
ちなみにこの記事はほとんどwindowsの音声入力機能を使って書いているのでそんなに作成に時間がかかっていません!
ほとんど膝の上のパソコンに向かって僕がしゃべっているだけですめっちゃ便利な機能なんでぜひお試しください!
スナギツネ営業マンでした~