【就活】強みの「伝え方」と「ポジショニング戦略」で就活強者を倒す!就活ガチった新人営業マンが好き勝手書くブログ
〇前回記事
今回の記事に入る前に読んでね!前提が崩れるよ!笑
〇はじめに
ハーイ、どーも。スナギツネ営業マンです。
今回は、前の記事で書き切れなかった「セルフブランディング」の就活での使いかたについて書いていこうと思っていましたが、そこに行くまでにもう少し前提を合わせておかないといけないことがあるので、今日はそのお話です。
分野でいうと「デザイン論」と「マーケティング論」になるんですかね?
(メインで説明したいことの関係上、直接的にはかかわりがありませんが、どんな話に似ているかな?と考えたときには、これに当たるかなと思うんで書きます。。。)
この記事に関しては就活を終えた方でも少し役に立つブログかと思いますので、ぜひ読んでいただければ幸いです。
就活という単語を営業だったりプレゼンだったりに置き換えてみれば応用が効くような内容になっていると思います。
この辺からはかなり一般的というよりは「ホンマかそれ」みたいな話が混ざってきますので、あくまで一個人の考え方・尖っていた就活生時代に培った産物だと思って読んでいただければ幸いです。
〇今日言いたいこと
お約束通り今回も結論から書きますけど、今日持って帰ってほしいことは以下の通りです。
①相手が感じる人の魅力=その人の生き方×伝え方
②何かひとつで1万分の1になるのは難しくても、100分の1になれる強みを3つ掛け合わせれば100万分の一には届く
〇魅力的な学生を仮定しよう!(大前提)
こと就活において、人事の目線から「この子ほしいなあ」「この子光るものがあるな」と思ってもらえるような就活生って、どんな就活生何でしょう?
少なくともただ大学を卒業したような何の個性もない就活生よりは、
光るもの=何かその人独自の特徴(強み)がある
そういう就活生が目に留まるんじゃないかと思います。
では、その強みは生まれた時から身についているものなのでしょうか?
答えはNoだと思います。
だって、生まれた時は、皆すっぽんぽんの赤ちゃんで生まれてきて、同じように泣き叫ぶだけなので。
正直どの赤ちゃんを雇っても一緒だと思います。(笑)
では光るものがある人は何をもってして輝いているのでしょうか?
僕はその人が経験してきたこと、すなわち、その人の今までの生き方が特徴になるんじゃないかというふうに思います。
(性格なんか生まれつきちゃうと言う人がいるかもしれないですが、ある程度の個体差はあっても結局は家庭環境だったり何かしらの経験によって変わってくるものだと思うので、そこも含めて生き方による差だと無理やり丸め込んでおきますね)
〇じゃあ今までの生き方がすべてなのか?
そんなの自分が経験したことなんか今さら変えれないじゃないか!と思う人もいるでしょう。
その通りです。
これに関しては何も変えられませんので後悔している方は過去の自分を恨んでください・・・
これから頑張りましょう!
で、ここで経歴を盛ることはできなくても、
じゃあ、これまですごい経験をしてきた人に勝てないか・・
というと決してそんなことはないと思います。
皆さんもなんとなくイメージつかめると思うんですが、
どんだけものが良くても届き方が悪かったらどうしようもないと思うんですね
例えば、誕生日プレゼントとかでものすごいいいものをもらっても、それが激安店の袋に入ってたら台無しじゃないですか(笑)
逆にちょっとしたプレゼントでも、特別な日に相手が頑張って包んでくれたようなプレゼントだったら心が動くと思うんです。
何度も言いますが難しく考えず楽に考えていきましょう。
〇伝わる魅力=その人の経歴×見せ方
ではここからは、
今、自分に備わっている経験・経歴を、いかにして魅力的に伝えるか
その戦略について考えていきましょう。
これ次第で素晴らしい経歴を持っている人もそれだけの人間になってしまいますし、逆にずば抜けてこれがすごいと言うところが無い人でも見せようによっちゃ、とても魅力的な人間になれると思います。
ただ繰り返しますが0に何をかけても0なのであくまで学生時代になんかしら頑張ってきた人に対象は限られてしまいます。
僕がこういうブログを書いているのも、頑張ってきた人が見せ方で損しないように。
もしくは、もっと輝けるようにという願いを込めて書いているので・・・
〇受けとり手を熱くさせる「ライブ感」
上記では経験・特徴(=強み)ということで書いてきましたが、いったん整理しまして、ここからは
経験から自覚できる(もしくは想像できる)特徴を強みと呼ぶ
ということにしますね。
そっちの方がわかりやすいし、前回記事ともつながりがいいので。
整理したところで、ではこういう経験や強みを魅力的に伝えるにはどういうことを考えればいいのでしょうか?
僕自身でずっと考えていたのは題目の通り、「ライブ感」だと思います。
極端な例ですが、例えば、
塾のバイトでバイトリーダーをやっていました。うまくやってこれたので、私には人をまとめる力があります。
と言うのか
塾のバイトでバイトリーダーをやっていました。が働くにあたって、ひとりひとりのバイトがイキイキと仕事ができているかは常に気にしていました。生徒と向き合うことが仕事ではありますが、いい職場環境をつくっていくのがリーダーの仕事だと考えていたため、仕事の合間に積極的にコミュニケーションをとって・・・
というような説明をするのかで、まったく伝わり方が違うと思います。
書き方はどうであれ、後者の方が
相手がその状況を想像しやすくなる
のはわかりますよね?
また、
そういう状況の時に自分がどういうことを考えてどういう行動をとった
という部分が伝わります。
ここを伝えることが、特に自分の強みを相手に届けるときに大切なのではないでしょうか?
すなわち、自分が強みを見つけた経験を、相手にもその場に立って経験してもらえるように伝える(ライブ感)というのが大事になってくるのではないか?
と私は考えます。
なぜでしょうか。
それはその人が思う自分の強みというのが結局、相対的なものでしかないためです。
例えば、何キロの重みを持ち上げられるとか百メーターを何秒で走れるみたいな数字で表せられる強みではなくて、人をまとめられるとかリーダーシップがあるみたいな強みっていうのは計測不可能だからです。
なので一番わかりやすい方法としては相手が同じ状況の時にどういう行動をするかを考えさせて、そこに
お前や一般人と違って、私はこういうことを考えてこういう行動をしましたよ!
これって強みやろがい!
というのをぶつけることでそこに相対的な差を自覚させるというのが一番伝わるんじゃないかなと思います。
〇ライブ感を活かした漫画の面白さ
こういうライブ感をうまく使って受け取り手を楽しませているのが漫画だと思います。
なんで私たちは漫画のキャラクターに共感して涙を流したり胸が熱くなったりするのでしょうか?
あるあるだと思うんですが、主人公が何かを決断する時、その前に何かしら私たち読者に近い視点で思考するキャラクターの前ふりがあることが多いです。
「ここまでやれば大丈夫だろ」「やったか!?」「もうあきらめるしかないよ・・・」「もう逃げようぜ?」などなど
そこに対して主人公が自分の信念に沿った思い切った行動をすることによって、私たちの心が揺さぶられます。
こういう主人公の行動を際立たせるために、
この場にあなたがいたらこの前フリのキャラみたいな思考しますよね
とキャラの言葉や思考を明らかにして、誘導する。そういうテクニックが使われている漫画はとても多いです。
ちなみにワンピースでいうとナミが前フリやりがちです。ドラゴンボールのクリリンとかピッコロは完全に常識人(読者)側です。ダイの大冒険なら初期のポップとか完全にこれですね。
その世界で常識のあるキャラはだいたい読者側のセリフ吐きがちなので今度読み返すときに注目してみてください!
こういうキャラが男気見せたときも感動はしますよね(笑)
〇世の中には心を動かすテクニックがあふれている
急にどっから出てきたかよく分からない新人営業マンが「ライブ感」「ライブ感」というから、それって本当に効くの?と思う方いるかもしれませんが、皆さんが大好きな漫画でもよく使われているということは、それがある程度有効だからやっていることだと思います。
就活だから・ビジネスだからとかいう固定観念にとらわれず色んなところからいい部分をパクって自分の見せ方を考えていくという事を常に考えるべきだと思います。
僕は就活の時からマーケティングに興味があってよくマーケティングの勉強をしていたんですが、読んだ本の中に
常に世の中にアンテナを張っていることの大切さ
が書かれていました。
自分がなんとなくしている行動やなんとなく心を動かされたことに対して、何でそれが起こったのかを深く分析すると世の中でバズっているコンテンツにもそれぞれ要因があって、そこから学ぶべきことがすごく多いと感じるようになりました。
「この漫才は何でめちゃくちゃ面白いんだろう」とか「この曲いいなと思うけど何がそんなにいいんだろう」とかそういう目線で物事を見始めると、かなり世界の見え方が変わる気がするので意識して取り組んでみてもいいのかもしれません。
〇100分の1の強みでいいので3つ掛け合わせることで、とんでもねぇやつにも勝てる・・・はず
ここまでにかなり文字数を浪費してしまいましたがやっと本題の2つ目に入ります。
就活時代のことを思い出してみてほしいんですがほかの就活生と横並びに待ってスタート切る中で自分の立ち位置は、どういうところにあるんだろうと考えたことはありましたか?
例えば私はゴリゴリの体育会系です、とか私は論理的思考力に優れているキャラですとかそういうポジショニングについてのお話です。
まあこのキャラみたいなところがここまで長々と書いてきた強みにほぼ一致するんですが、先ほども言った通り強みっていうのは、結局一般人に比べるとどうかなので上には確実に上がいます。
例えば僕の例を挙げますが僕の強みとしては一言で言うと下の3つを載せていました。
・熱量:体育会出身で関西大会優勝経験あり
・論理的思考力:国立大の理系院生
・人柄の良さ:後輩育成が好き、福祉系のバイト
なかなか自分でもがんばっていたなと思うんですがこの強みと経験に対して上を見て行くとどういうことになるかというと
・熱量:体育会出身で関西大会優勝経験あり
→全国優勝とかプロ注目選手の方が上やん。
・論理的思考力:国立大の理系院生
→まともに研究もしてないし、東大生にはかなわんやろ。
・人柄の良さ:後輩育成が好き、福祉系のバイト
→海外に学校を立てたり、ボランティア活動してるやつもおるで。
となるわけです。
じゃあ強みのうちのひとつで勝負して、自分よりさらに強い奴がきたら、もうそいつより活躍するのも諦めないといけないのかというとそうでもないですよね?
就活時代の僕は
体育会で理系院生で福祉のバイトをして来たやつって、どんだけいます?多くはいないですよね?
というスタンスを貫きとおしました。嫌な奴ですね。
ただ100分の1の強みを3つ掛け合わせることによって、自分の特異性を見出して、それを相手にも共有することで「こいつ実はすごいんかもしれん」と思わせるように頑張っていました。
歌って・踊って・演技もできるグラドル くらい欲張ってました(笑)
ただ少なくとも一年に排出される東大の理系院生の数よりは少ないんじゃないかと考えていましたし、仮にそれより多くてもかなりのレアキャラになるんじゃないかと思います。
〇モノが飽和した時代の生存戦略
こういう自分で自覚している強みが複数ある方はそれを掛け合わせて戦っていくのが良いということです。
僕自身はじめは体育会という軸だけで勝負を挑んでいましたが、その土俵で馬鹿正直に戦う必要はなくて。
むしろ自分だけのポジションを作ってそこを相手に押し当てて行く方が聞いている相手の反応が良かったのでそういうふうに変えていきました。
就活ではないですかよくこういうポジショニング戦略のお話に出てくるのはワンダのモーニングショットです。
コーヒーって昔からいっぱい種類ありますよね。
で、各企業が例えば「ものすごく美味しい」とか「値段が安い」とか、そういう昔からの価値基準でポジショニングを取ってシェアを奪いあっていたところに、皆様お馴染みの「朝専用」と言う要素を掛け合わせて新しい立ち位置を作ったと言うのが事例としてよく挙げられます。
こんなイメージで理解していただければと思います。
ここまで素人ながらに書いたポジショニング戦略や100分の一を掛け合わせる話は、マーケティングの勉強をしていると必ずと言っていいほどよく出てくるのでぜひ少しでもマーケティングに興味を持った方は本を読んでみてください!
〇謝罪
前のブログかその前のブログぐらいからずっと「セルフブランディング」の話をするぞ!と宣言していたにもかかわらず、文字数の関係で結論の部分は次に回すことになってしまいました。。。。
誠に申し訳ございません。
ただ、ここまで割と丁寧に前提合わせができてきたので、「やっと書ける、やっと書けるぞ!」と自分自身すこし安心しています。
こういう就活とか自分の見せ方の話とかマーケティングの話とかって密接に関わっているので、この話する前にはこういうことをわかって聞いてほしいなあ。こういう考え方を持っていてほしいなあ。ということを列挙すると大変な文章量になってしまうというのを、ブログを書き始めて気づきました。
ただここまで続いてきた「強み・弱み」に関する話は一旦はラストにしようと思います。
するする詐欺して申し訳ございませんがもう少しお付き合いください!
スナギツネ営業マンでした。